夢4つ ページ6
？「―――！」
？「―――？―――」
貴『(･･･ん･･？)』
真夜中、だと思う。辺りは真っ暗で、この時間帯になると
わたしたちの住んでいるこの森は目印をつけてもわからないほど
暗くなる。そういったこともあって、迷う人間が結構いる。
･･･わたしたちは、暗闇に目が慣れているから迷わないけれど。
今日も迷ってしまった人間がいるようだ。見に行ってみよう･･･
話し声で目が覚めてしまった為、興味本位で人間たちのもとへ。
･･･あれ、また街では見かけない人だな･･･
最近結構見かけるな、知らない人間。まあ珍しいだけで、
そんなことがまったくないという訳ではないけれど。
人間たちに(どうやら二人組のようだ)近づいてみると、
会話の内容が聞き取れるようになった。
？「ああ、もうっ！アラウディが森なんか通るからだものねっ！
全然道がわからなくなっちゃったものね!!」
ア「うるさいよ。君がわんわん喚き散らして走り回るからだろ」
うわあ、何か喧嘩？してるみたい。アラウディ？っていう人は
落ち着いてるのに、薄い緑髪の人は涙の跡がついている。
なんだか可哀想になってきたので、道案内をしてあげよう。
でも、行き先わからないなぁ･･･こういうとき、言葉って不便だなって思う。
アラウディside
任務を終えた頃には、もう辺りは暗かった。
いろいろと疲れたので、さっさと帰ろうとして、森を通ることにした。
まだ、完全に日は落ちていないし、迷うことにはならないだろう･･･
そう思っていたが、連れがいたのを忘れていた。
ラ「ええっ！この森通るの!?この森迷う人たくさんいるって話だよ!?」
そう、僕がただの任務でここまで疲れた原因である、
雷の守護者ランポウ。一言で言うと、お子様。それがぴったりだろう。
こいつが任務先で怖いだの帰りたいだの騒ぐから、もう精神的に
参っていた。もうこいつと任務に来たくない。一人でいいのに･･･
こいつといると、ロクなことがない･･･そう思っていたが、
やはりその考えは間違っていなかったようで、森に入るなり、
ラ「うっうわぁあぁあああああ!!!お化けだものね!!!!」
周りより少し小さな木を見るなり、喚きながら走り出した。
僕はめんどくさいと思いながらも追っていった。
字数が心配なので次へ(汗)←殴
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リボーン - とっても面白かったです。これに、恋愛が入ってくれると嬉しいです。これからも頑張ってください。!! (2014年10月28日 19時) (
レス) id: a29d807404 (このIDを非表示/違反報告)
みゃー - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！続きが気になって授業中も眠れない僕に続きを恵んでください・・・！！ (2014年9月6日 22時) (レス) id: 363792a861 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌@雲雀ファンクラブ会長(プロフ) - 面白いです(*>∀<*)これからも頑張ってください(^^)d (2014年7月24日 12時) (レス) id: f6c9f1995a (このIDを非表示/違反報告)
5/5 - 感激しましたっ。猫の主人公さん可愛いです！！更新頑張ってください！！ (2014年3月19日 20時) (レス) id: f00d76ed2c (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - とっても面白いです！更新頑張って下さい！ (2014年2月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 6d85449b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏李 | 作成日時：2013年3月17日 13時
