夢13こ ページ15
貴「これで、いいのかな･･？」
おじいさんの家にやってきたわたしは、早速服というものを着てみた。
着方はなんとなくで着てみたけれど、案外簡単に着ることができた。
わたしのこれは、巫女さん？というものの服だそうだ。
おじいさんには娘さんがいた。娘さんは森から出ようとしないおじいさんを
助けるべく、買い物に行ったりおじいさんを手伝ったりしていた。
だけど、娘さんの方は猫の言葉は理解できなかったので、ただただ
頭を撫でてもらったり、遊んでもらったりしていた。
おじいさんが亡くなってからは、悲しみに暮れた様子で出て行ってしまった。
この服は、その娘さんが来るたびに着ていた服なんだ。
貴「･･･着替えたはいいけど･･･どうしよう？」
猫の時は人間たちがときどき食べ物をくれたけど、きっとこの人間の姿では
分け与えてもらえないだろう。行くあてもないし。
ねどこに戻ろうにも、あんな小さなねぐらじゃ到底入れない･･･
貴「おじいさんがいてくれたら･･･」
おじいさんが生きていた頃は、この森の長はおじいさんその人だった。
しかし、亡くなってしまった今、長を務めるのは最長齢の猫のはずなのに、
長ではなく、リーダーという形でわたしが任命されてしまった。
なのでわたしは、頼るほうではなく、頼られる側のものとなったしまった。
なんでも、人間のことを一番よく知っているからだそうで。
なんで猫のリーダーなのに人間のことを知っていることがいいことなのだろうか。
それを聞いたら、共存していくに必要なことなのだそう。
貴「･･･人間の言葉になってるな、よし。みんなのところに行ってみよう」
不安もあるけれど、とりあえず報告に行こう。
今日は会議の日でもないし、ましてや夜でもないけれど。
こういう報告は、1秒でも早く欲しいと思うんだ。
今日は晴天。雲一つない大空。
だけどわたしの心の中は、希望はあるけど不安もある。
そういった感じの、まるで太陽が雲に隠れているような感覚。
そんなざわめく心中を、ほかの子達に悟られなければいいけどな。
――――――――
みなさん、見たまえ。
これが駄作というものだ((蹴殴←
間違ってもこんな駄文になっちゃダメだよ(´；ω；｀)←1
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リボーン - とっても面白かったです。これに、恋愛が入ってくれると嬉しいです。これからも頑張ってください。!! (2014年10月28日 19時) (
レス) id: a29d807404 (このIDを非表示/違反報告)
みゃー - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！続きが気になって授業中も眠れない僕に続きを恵んでください・・・！！ (2014年9月6日 22時) (レス) id: 363792a861 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌@雲雀ファンクラブ会長(プロフ) - 面白いです(*>∀<*)これからも頑張ってください(^^)d (2014年7月24日 12時) (レス) id: f6c9f1995a (このIDを非表示/違反報告)
5/5 - 感激しましたっ。猫の主人公さん可愛いです！！更新頑張ってください！！ (2014年3月19日 20時) (レス) id: f00d76ed2c (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - とっても面白いです！更新頑張って下さい！ (2014年2月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 6d85449b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏李 | 作成日時：2013年3月17日 13時
