参-5 ページ41
「よもや!長月少女は宇髄の継子だったのか!」
三人で下山し、今は藤の家紋の家に向かっている
「道理で脚が速いのか!宇髄も速いからな!」
「はい!師範にはかなり鍛えられました!」
「うむ!俺も先程は追いつけなかったな!」
「えぇ〜凄いわ!」
鬼殺隊には女子があまりいないのもあり、甘露寺さんが私と仲良くしたいと言ってくれた
煉獄さんも私の実力に感心してくれたようで、私について色々聞いてくれている
「ところで長月少女、君は何の呼吸を使う!音か!雷か!」
「いえ!私は光の呼吸を使っていて、雷の派生なんです」
「そうか!光は初耳だ!」
「Aちゃんが編み出したの?!」
「はい!師範にも助けてもらいながらなんとか…!」
すると、煉獄さんがこんなことを仰った
「頼もしいな!後日手合わせをしたいものだ!」
「えぇ?!」
まさか柱の方から手合わせを頼まれるとは予想もしなかった
「いいだろうか?!」
「も、もちろんです!ありがたいです、是非こちらこそ…!」
そんなこんなで藤の花の家についた
先にお風呂に入ったあと、お食事を出されたのだけど…
「うまい ! ! 」
窓が揺れた
「?!」
私は、驚きのあまりお箸を落としそうになった
「美味し〜い」
「うまい!!」
また、窓が揺れた
甘露寺さんはあまり気にしてない様子だから、これが煉獄さんの普通なのかもしれない
にしても少し…独特だ
確かに美味しいけれど、一口食べる事にうまいと言うんだな…
というか窓が割れそうなほどの声量…
「…凄い」
これが柱の肺活量…!
「すみません、おかわりあと十杯貰えますか…!」
「もちろんですよ」
「やったぁ、ありがとうございます!」
甘露寺さんも沢山食べている…凄い
私も頑張らなきゃ!
「私もおかわりください!」
ご飯を一気に頬張り、空になったお茶碗を女将さんに勢いよく差し出した
「はい、どうぞ」
「ん〜美味しいわ…」
「うまいっ!!」
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みやびりじゅ(プロフ) - 嬉しいです、ありがとうございます!頑張ります! (2022年11月5日 22時) (レス) id: eaba6d63f6 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - 面白かったです!!更新楽しみに待っています!!! (2022年11月5日 17時) (レス) @page39 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みやびりじゅ | 作成日時:2022年1月21日 21時