あのこ、こねこ【イナイレ】 (ページ8)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:14,227 hit

きつい言葉ページ8

「壁山！どうしてもっと前に出ない！？突っ立ってるだけがディフェンスか？！

守ることしか考えてないディフェンスは、私のチームに必要ない！」

「それから風丸っ！なぜ土方にパスを出した？」

「鬼道が言ったからか？お前は鬼道の指示がなければ満足にプレーが出来ないのか！」

せんせーは厳しい言葉を壁山くんと風丸くんに言い放つ。

…言い方はきついけど世界と戦うには個人のレベルアップが必要なんだ。

練習が再開するも「ぼさっとするな栗松！」
「土方！それくらい自分で持ち込めっ！」と、毒づくような言葉が飛び交っていた。

この日の練習はおわり、夜ごはんのため食堂へ。

『 …はぁ、つっかれたぁ』

何時間も動きっぱなしで体力は限界。

それにもうお腹ぺこぺこだ

「まさか練習がこんなにハードだなんてさぁ、」

「おれ、もうクタクタっす」

他のみんなも思っていた以上の練習メニューで、かなり疲れている様子だ。

「円堂くんはどう思った？あの監督のこと」

「 …どうって…ちょっと変わってるなぁとは思うけど、いい監督じゃないか！思ったことはっきり言ってくれるし！

きっと俺たちにはまだまだ足りないところがあるん
だよ。世界を目指すためにはさっ！」

円堂くんはすごいなぁ。

私なんてはじめて、くどーせんせーが担任になったとき、怖すぎて初めはだいきらいだったよ()

「みんな席について、夜ごはんよ！」

『 ……唐揚げだ』

机の上に置かれていたのは出来たての唐揚げ。

ううううう、いい匂いがするううううう！！

『最高すぎる』

あっという間に食べ終わってしまった。

「あめちゃん、豆腐残ってるよ」

隣に座っていた基山くんに声をかけられる。

…くそっ。私には豆腐など見えてないことにしていたのに。

『食べなきゃだめなやつですか』

「嫌いなのか？」

『豪炎寺くん！！あげるよ！！！！』

「もうお腹いっぱいだ」

豪炎寺くんには拒否された。

『じゃあ基山くん』

「仕方ないなぁ、いいよ」

『！！！ありがとうっ！基山くんだいすきだよ！！！！』