あのこ、こねこ【イナイレ】 (ページ7)

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練習ページ7

『あ、くどーせんせー！』

「猫宮、朝からうるさいぞ」

猫宮朝からせんせーに痛いパンチを喰らいました。

『うぅ、ひどいーーー、吹雪くーーん』( 泣く真似 )

「猫ちゃーん、よしよし」←

「これからアジア予選に向けて練習を行うが、その前にひとこと、言っておく。

はっきり言おう。今のお前らでは世界には通用しない」

この言葉にマネージャーを含め、全員が愕然とする。

せんせーがめちゃくちゃ鬼教官に見えるよ…

「なんだその顔は、まさか自分たちが世界レベルだと思っていたわけではあるまいな。

お前たちの力など世界に比べれば、吹けば飛ぶ紙切れのようなものだ」

そのあとも、「口答えは許さん」「私の言う通りに実行することだけを考えていればいい」など、刺々しい言葉を言い放つ。

練習初日に厳しい言葉を投げられたみんなの雰囲気は重たいまま、練習がスタートした。

はじめての練習だ。気合を入れて頑張らなくちゃ。

『ふぅ…よしっ！いける！』

ドリブルをしながら上がってくる基山くんの隙を見てボールを奪う。

すぐに囲まれてしまうがボールを相手の股下に滑らせ、フェイントをかけと、なんとかパスを繋げることができた。

…でもこれじゃ駄目だ。もっとテクニックを付けなきゃいけない。

奪い奪われの繰り返しの激しい練習の中、くどーせんせーの声により中断された。