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side,Kota
大貴「足、大丈夫？」
雄也「大丈夫。慣れっこだから。」
義足が合わないらしい高木は、大ちゃんに手を借りながら歩く。
高木も車椅子の方が移動しやすいんだと思うけど、頑なに歩けると言う高木。
高木は車椅子で迷惑をかけることを避けたいのだろう。
本当は歩くことも辛いのに。
光「…足、怪我されてるんですか？」
雄也「え？…あぁ、そっか。俺、義足なんだ。」
光「義足…。すっすみません。」
雄也「謝らなくていいよ。」
他人のように話す２人。
俺もそうだったけど、記憶ないと全く知らない奴だもんなとどこか納得する。
家に着いてからも光はずっと1人どこか外れていた。
宏太「居心地悪い？」
床に座っていた光の隣に座り話しかけた。
光「…ううん。そんなんじゃないよ。」
宏太「ならどうした。」
光「…母さん、今頃何してるかなと思って。」
光の口からお母さんの話が出るとは思わなかった。
宏太「お母さんのこと心配なの？」
光「心配…ってわけでもないよ。ただ次は幸せになってほしいから。
…おかしいよね。俺、捨てられたのに。」
光はぎゅっと自分の服を握った。
あんなに上手くいってなかった光とお母さんは、いい別れ方をしたのだろうか。
光「再婚するんだって…。ついてきてもいいって言ってたんだけどね。俺、病気のこともあるし
再婚相手とも上手くいくかわからないから付いていかなかった。
一人で大丈夫だとおもった。…いいんだよね。これで…。」
下を向いた光が話した、前聞いたような気がする言葉。
宏太「前も言ったけど…光が決めたなら、それが正解なんだよ。
前って言っても、5年も前なんだけどね。」
そう言った俺を光は驚いたような目で見つめた。
。。
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華代(プロフ) - はじめまして。 一気読みでしたが、素晴らしい作品で、感動しました。 また初めから読んでみたいと思います。本当にお疲れ様でした！ (2021年2月4日 18時) (
レス) id: d952e3b0da (このIDを非表示/違反報告)
まる - 今までお疲れ様でした！俺らシリーズ含め猫チャロさんの作品が大好きです。占ツクから離れた時期もこの作品だけは思い出しては読み返していました。完結まで書いて頂き感謝しかありません。この作品に出会えたことを幸せに思います。 (2020年8月6日 4時) (レス) id: 9463c2f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - チャロちゃん居なくなってごめん。影でずっと見てたよ。今までおつかれ様でした！悠樹 (2020年2月14日 11時) (レス) id: 6822cd0dae (このIDを非表示/違反報告)
光音 - こんばんは。今お話読ませてもらいました。猫チャロさんのお話、大好きです。伊野尾さんのキャラ設定、私の中のどストライクでした。これからもまだ読んだことのない猫チャロさんの子供、読ませてもらいます。ありがとうございました。 (2020年1月27日 20時) (レス) id: df7638da7e (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - 今までありがとうございました。そして、お疲れ様でした。寂しいですが、猫チャロさんの子供たちを大事に大事に読み返そうと思います。このアカウントを作って活動を始めたのは、猫チャロさんのお話を読んで感動したのがきっかけでした。人生を変えてくれてありがとう。 (2019年11月15日 1時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)
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