[ワールドトリガー]転生したバカはマブダチたちと頑張る (ページ35)

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オレンジジュースページ35

海「いや～、みんなそれぞれ相手の年齢を間違えてたとはね。」

「あれはおもろかった。な、香取。」

香「くぅ～・・・。」

香取はなんか悔しそうな顔をしてた。
ま、同い年に先輩つけろってなんかおかしいもんな。
今、俺たちはラウンジにある机で話している。
ここにいるのは俺と香取、海斗の三人だ。

「てか、香取のポイントが低いせいで俺のポイントがギリギリ4000ポイントいかなかったじゃん。」

香「だってアタシあまりランク戦してなかったし。しょうがないでしょ。」

海「え、いま何ポイントなの？」

「３９８０ポイント。」

海「ホントにぎりっぎりじゃん。」

俺は手元にあるオレンジジュースを一口飲んだ。
海斗はおにぎりをモグモグと食べていた。
なんか海斗がハムスターに見えてきた。
おにぎり美味しそう。

香「で、あんた達はこの後どうすんのよ。」

海斗をじっと見ていると香取がため息混じりに言ってきた。
香取を見るとムスッとした顔でこっちを見ていた。
え、怒ってる？
そう思いながらも俺は少し考えてから言った。

「オレはもう一回ランク戦しようかな。あともう一回勝てばB級に上がれるし。海斗は？」

海「オレは少し休憩してからランク戦する。オレも頑張れば今日中にB級に上がれると思うし。」

海斗がおにぎりを食べながら言うと、香取が海斗の方を見ていった。

香「じゃあ、あんたはアタシと戦いなさい。」

海「えー何で？」

香取の言葉に対して海斗は不満そうに答えた。
ていうか、よくおにぎり食べながら話せるな。
そして、なんか米粒飛んできてんだけど。
汚いわ。
嫌そうな顔をしている俺を完全無視して二人は会話を続けた。

香「どうせ戦うんだから、アタシと戦っても変わりはないでしょ。」

海「ん－・・・そっか！わかった。このあとしよ！」

おい、ポイント稼ぐって話じゃなかったか、海斗よ。
やっぱりこいつはバカだった。
まあ、俺には関係ないか。
そう思ってオレンジジュースを飲みほした。
美味しかった。