バカはやっぱりバカだ ページ34
年齢間違えてたので直しました。
＊
(A視点)
(うわ〜やらかした〜)
俺はマットの上で寝転びながら反省した。
多分あれは、俺が体をのけぞった瞬間に俺の後ろに香取先輩の腕があったから、肘からでた
スコーピオンによって刺されたんだと思う。
C級は武器が一個しかないから油断してしてしまった。
足からスコーピオンを出してるのが見えたから、肘とかからださないよな、て思ってあの行動を
したんだけど、よく考えたら、あの場面だったら俺の弧月は足の上にあったから、スコーピオンを
どけても致命傷にはならないよな。
足ちょんぱされるだけだし。
香取先輩頭の回転滑らかだな、と俺は感心した。
(これはもう油断できないな)
俺はマットから立ちあっがって、次の試合に意識を切り替えるために頭を振った。
「あと一点取れるように頑張らないとな。」
＊
香取先輩との試合の結果
５−３
で俺が勝った。
あの後、連続で香取先輩に負けたから焦った。
なんとか勝てたけど。
俺はブースから出て、香取先輩のもとに駆け寄った。
俺が来たのに気付いた香取先輩はムスッとしながら言った。
香「一応、アタシも何本か勝ったんだから先輩つけなさいよね、坂本。」
「勿論です香取先輩。」
俺が先輩をつけると香取先輩はご機嫌になったようで、ムスッとしてた顔がニヤリと笑った。
そこに何処からか海斗が現れた。
「どもども、ご二人共凄い試合だったね。」
香「あんた誰？」
「まあそうなるわな。」
香取先輩が顔をしかめて海斗に言った。
いきなり知らない人からこんな風に話しかけられたら俺もこうなると思う。
香取先輩の為に俺は海斗の名前とかを教えた。
「こいつは杠葉海斗。俺の幼馴染兼友人。」
海「どうぞよろしく香取先輩。」
香「どーも。」
香取先輩が素っ気ない返事をした。
特に興味がないんだろうな。
海斗の登場により、少しだけ変な空気になった場を何とかしようと俺は口を開いた。
「香取先輩って何歳なんですか？」
香「何でそんなこと聞くのよ。」
「年齢聞くぐらいいいじゃないですか。」
すると香取先輩がため息をつきながらも答えてくれた。
香「１４歳の中２よ。」
「・・・。」
海「・・・。」
香「何なのよ二人共。」
顔を見合わせる俺らを見て香取先輩が機嫌が悪そうに言ってきた。
俺は少し間を開けていった。
「俺と海斗、中２の１４歳。」
香「・・・はぁ！？」
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作者名：ピースマン | 作成日時：2022年2月22日 15時
