[ワールドトリガー]転生したバカはマブダチたちと頑張る (ページ24)

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ランク戦楽しーーーー！ページ24

一回戦目
まず俺は素早く米屋パイセンの元へ走った。
米屋パイセンは俺の首を狙うようにスコーピオンを振った。
それを予め予想していた俺は首にスコーピオンが来る前に弧月で受け止め、
米屋パイセンの足を払った。

米「うぉ！」

少し体制を崩したすきを狙ってそのまま俺は米屋パイセンの胸を刺した。

米「まじかっ。」

そのまま米屋パイセンはベイルアウトした。
最初は俺がリードできた。

「よしよし、いい感じ。」

ただ、流石は未来のA級隊員。
三回連続で点を取られた。

(やっぱり簡単にはいかないか)

このまま点を取られ続けられるのは不味い。
マットの上で俺は考えた。

(やっぱり最初のは偶然か。なら、もっとちゃんとした策を考えないとな)

俺は自分の持っている知識をフル回転して考えた。
米屋パイセンを倒せる手を。
そして、俺は戦場に転送された。

[[５本目開始]]

転送されたステージが住宅地だったので、俺は素早く家の間に隠れた。

米「おいおい、逃げるなよ。」

そういいながら米屋パイセンが追いかけてくる。

(よし、釣れた！)

家の上に上っていた俺は家と家の間に入ってきた米屋パイセンを上から攻撃した。

米「ビックリした～。」

「これ防がれるか。」

(でも、問題はない)

ここは家と家の間だからかなり狭い。
そのため、塀の上に載っている俺は問題ないが、米屋パイセンは動きにくいはずだ。

「パイセン、動きにくいでしょ。」

米「そーだな、やばいかも・・・て、思うじゃん？」

米屋パイセンは上から押さえてるおれの弧月をうまく流してここから逃げようと右へ逃げた。

「あちゃ～、もうっちょっと時間あったらスコーピオン割れてたのにな～

　なんてね？」

俺は米屋パイセンの少し前のところにあった塀を蹴って崩して退路を塞いだ。
俺の行動に驚いた米屋パイセンのすきを見逃さずにそのまま俺は米屋パイセンの首を切った。

[[米屋緊急脱出３対２]]

(何とかうまくいったぁ！！)

俺はふぅと息を吐いた。
正直あそこまですんなりいくとは思ってなかった。
一応、あの後の策もいくつか考えてたけど。
まあ、俺が想像してたのは今の米屋パイセンじゃなくて、A級の米屋パイセンだったからかな。
でも、今の米屋パイセンもかなり強いから油断しないようにしないと。

「さて、他の策を考えながら戦うか。」

俺らは再び転送された。