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ポッターの監視を任されている身分のため、彼らの捜索を手伝うと進言したが、必要ないと一蹴され、私は大人しくドラコと大広間に向かった。
「今学期からお偉いポッターが居なくなるなんて、随分快適な学園生活になりそうだ」
私が見た記事のことをドラコに伝えると、あいつらは退学になるに違いない！と鼻を鳴らした。そんなドラコにどうだろうね、と相槌を打ちながら私達は大広間の椅子に座っていた。
「ドラコ！とA、久しぶりね！」
自分とドラコを呼ぶトーンの差に苦笑しながら私は声がした方向に振り返った。
『パンジー、久しぶり、相変わらず可愛いね』
「な、何よいきなり！褒めたって何も出ないんだから！」
「A、僕はどうなのさ？」
パンジーの肩に手を置きながら颯爽と現れたのはザビニだった。肩に置かれた手をサッと振り払いながらパンジーはドラコの隣に座った。
『相変わらず色男ねザビニ。あ、セオドール』
「何だよ、じろじろ見て」
私の前に座ったのは夢にも現れたセオドールだった。彼は4人の中で一段と背が伸びており、すらりと伸びたモデルのような手足にびっくりした私は彼を凝視してしまった。
『うーん、人気が出そう』
「はあ？」
突拍子もない私の発言にセオドールはこれでもかと眉をしかめた。セオドールに割り込むようにして席に座るザビニと笑いあったり、パンジーに騒がしいと注意されたりしているうちに、校長の話が始まった。
ただ、校長先生の顔に何となく険しさを感じた。そこで私は1人で納得した。
ポッターの件か。
彼は話題に困らないなと監視対象に肩を竦めているうちに、机にはご馳走が広がっていた。私はお気に入りのビーフシチューとパンを食べながら、新学期の始まりに胸を高鳴らせた。
大広間の夕食を終えて談話室に戻る際、そこかしこからポッター達の噂話が聞こえた。噂によると退学は免れたようで、ドラコは面白くなさそうな顔をしていた。
「それよりさ、A、より綺麗になった？」
『何を…』
雰囲気を変えるように突然私に言葉を投げたザビニに呆れの視線を向ける。
「どうやら、そう思ってるのは僕だけじゃないみたいだね」
そう言って彼は周りにぐるりと視線を回した。彼に習うように私も同じように視線を向けると、周りからサッと視線が逸らされる心地がした。面倒臭いことになりそうだと私が頭を抱えると、セオドールが先程の仕返しというように人気が出そうだなと笑った。
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マニ。(プロフ) - 猫田さん» ✉️。わかりました！これからも更新応援してます！ (1月5日 15時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！お気持ちは大変嬉しいのですが、今はこちらの作品の更新に集中したいと思っているので失礼ながら遠慮させて頂きます;; ですが、お話したいと思って下さって凄く嬉しかったです！ありがとうございます (1月5日 15時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - もちもちさん» ありがとうございます！亀更新ですが、よろしくお願いします (1月3日 4時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - とっても面白いです！作者様のペースで更新頑張ってくださいね！ (9月18日 15時) (レス) id: c72e216da9 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - 箱さん» こちらこそ、読んで頂けて嬉しいです！ありがとうございます (2023年2月25日 14時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田 | 作成日時：2023年2月9日 21時
