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『「はぁ… …。」』
セオドールと私の大きなため息が重なった。
バレンタイン・カードの配達と聞いて嫌な予感はしていたが予想以上だった。小人は私が聞き終えるまで傍を離れず、カード読み上げのための列ができていた。
そして、セオドールも私と全く同じ目にあったのだ。
やはり彼は人気らしい。
「なんだ、この拷問は。」
「だが、気持ちは気持ちだ、受け取っておけ。」
『ドラコは何故そんなに慣れているの？』
「まあ、僕は、慣れているからな。」
そうか、ナルシッサさんウキウキで女の子とデートさせたりしそうだものね。そんな事を思っていると、また1人小人がやってきて、私の前で歌を歌う。
貴方の魅力は底つきない
ミステリアスな瞳で僕の心を焦がす姫よ
どうか君よ振り向いてくれ
どうか、勘弁してくれと私は肩を落とした。
そして、授業への移動途中、ポッターが私と話をしたそうにこちらを伺ってきたため、ドラコ達と離れ、ポッターの元へ向かった。
『どうかした？』
「A、トム・リドルを知っているかい？」
その名を聞いた瞬間、どくんと心臓が大きく跳ねた。
混乱を避けるため、教授からは何も話すなと言われたことから私は首を横に振る。
「そっか…彼が教えてくれたんだ、彼の学生時代に秘密の部屋が開かれたこと。」
『なんですって？』
「僕、それを追体験したんだ。過去に秘密の部屋を開いたのはハグリッドだった！」
興奮したようにポッターは話した。彼は、ハーマイオニー達にこの話を既にしたらしく、ハグリッドに過去のことについて問い詰める予定らしい。
『…ポッター、そのトム・リドルとはどうやって会ったの？』
「日記だよ。不思議な日記で、そこに文章を書けば彼と会話できるんだ。」
日記…私が話したのは、実体を持ったリドルだった。しかし、彼が話したのは日記の中の彼らしい。どちらが本体なのだろう。
そこではたと気づく。彼は言っていた。「彼女の力を借りて無理に実体化までしている」と。ともすれば日記の彼が本体なのだろうか？
『ポッター、気になることがあるの。日記を私に貸してくれないかしら？』
「うん、いいんだけれど、もう少し彼と話したいんだ。それからでも、いいかな？」
『… わかったわ。』
私は渋々それを了承し、ポッターは去っていった。
言葉にできない不安感が私を襲う中、またしても小人がやってきたたため、
私は『
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マニ。(プロフ) - 猫田さん» ✉️。わかりました！これからも更新応援してます！ (1月5日 15時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！お気持ちは大変嬉しいのですが、今はこちらの作品の更新に集中したいと思っているので失礼ながら遠慮させて頂きます;; ですが、お話したいと思って下さって凄く嬉しかったです！ありがとうございます (1月5日 15時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - もちもちさん» ありがとうございます！亀更新ですが、よろしくお願いします (1月3日 4時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - とっても面白いです！作者様のペースで更新頑張ってくださいね！ (9月18日 15時) (レス) id: c72e216da9 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - 箱さん» こちらこそ、読んで頂けて嬉しいです！ありがとうございます (2023年2月25日 14時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田 | 作成日時：2023年2月9日 21時
