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私は魔法薬学の授業が終わった後、ドラコ達と別れ、廊下の生徒に聞き込みを行った。
ポッター達の行方について、どうやら女子用トイレに入り浸っているということがわかった。
『友達を危ない目に遭わせたんだもの、お灸を据えないとね。』
私はそのまま女子トイレへと直行した。
入る直前、誰かの視線を感じたが辺りには誰もいなかった。
嘆きのマートルがこのトイレにはいる為、そこかしこに水たまりができていた。私が、それをぱしゃりと踏むと息を飲む声が聞こえた。
「…A？」
その声の正体は思った通り、ハーマイオニー達だった。
彼らは魔法薬学で使う鍋を囲んで座っていた。
『あなた達よね、さっきの騒動。』
私がそう言うと、皆は分かりやすく肩をぎくりと震わせる。
ポッターがドラコを継承者かと疑っていた時点で怪しかったのだ。
それに、ハーマイオニーが教室から出ていく時手に持っていたのは、二角獣の角と毒ツルヘビの皮だった。つまりは…
『ポリジュース薬を作って、スリザリンに潜入でもするつもり？』
「な、なんで分かったんだい？」
私の言葉を聞いて、ウィーズリーは驚きの声を漏らした。そんな彼を2人はこら！と口を封じた。
『潜入でも何でも勝手にすればいいわ。でも、私の友人を危険に晒したのは許せない。もっと安全な方法もあったでしょう。』
そう言うと、彼らは気まづそうに口を結んだ。
はあ、とため息をつくとハーマイオニーは私に対して両手を合わせて懇願した。
「お願い、誰にも言わないで。私達、自分で確かめたいの。確かに、ふくれ薬を爆発させるのはやりすぎだったわ。…本当にごめんなさい。」
ハーマイオニーに続けて、ポッターとウィーズリーもごめんなさい！と謝った。
『もう、こんなことしないで。あと見逃すのはこれっきりよ。』
私がそう言うと、ハーマイオニーは勢いよく抱きついてきた。
彼女の肩越しに、ポッターと目が合う。
すると、彼はあっ！と声を出した。
「Aに聞きたいことがあるんだけど、実は秘密の部屋は過去に開けられたことがあるらしいんだ。それについて、何か知っていることはある？」
『いえ、思い当たることは無いけど…。ということは、秘密の部屋は本当にあるのね？』
彼は曖昧に頷いた。
秘密の部屋。実際に被害者も出ているし、私の方で改めて調べてみよう。
『私の方でも調べてみる。何か分かったら共有してね。』
彼が頷くのを確認して、私は女子トイレを後にした。
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マニ。(プロフ) - 猫田さん» ✉️。わかりました！これからも更新応援してます！ (1月5日 15時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！お気持ちは大変嬉しいのですが、今はこちらの作品の更新に集中したいと思っているので失礼ながら遠慮させて頂きます;; ですが、お話したいと思って下さって凄く嬉しかったです！ありがとうございます (1月5日 15時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - もちもちさん» ありがとうございます！亀更新ですが、よろしくお願いします (1月3日 4時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - とっても面白いです！作者様のペースで更新頑張ってくださいね！ (9月18日 15時) (レス) id: c72e216da9 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - 箱さん» こちらこそ、読んで頂けて嬉しいです！ありがとうございます (2023年2月25日 14時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田 | 作成日時：2023年2月9日 21時
