浦島坂田船の塩なお世話係は超絶鈍感でした (ページ45)

今日:8 hit、昨日:54 hit、合計:19,414 hit

よんじゅうページ45

side…mf

今日は浦島坂田船のみんなと打ち合わせなんですけど、なかなかやってこない……

ま「そらるさ～ん、みんな何やってるんでしょうか……」

返事は返ってこない

また寝てるのかな……と思いながらそらるさんの方を見る

やっぱりそらるさんははんぺんクッションを抱えて寝ていた

なんとなく写真をとる

ま「(あとでTwitterあげたら怒るかな……)」

そ「ん……？」

あ、起こしちゃったみたい

ま「おはよーございます、そらるさん」

そ「…………おやすみ」

ま「ええ……」

懲りずに寝ようとするそらるさんにその毛布をはがしてやろうかと手をのばす

するとその瞬間、僕のスマホが鳴った

ま「電話……？あ、うらたさんだ」

来ないことと関係あるのかな……と、スマホを手にとり電話にでる

(以下読みづらかったらすみません。「 →まふまふさん《 →うらたさんです)

「もしもし」

《あ、まふ？おはよ～。あのさ、急で悪いんだけど今日の打ち合わせなしにできない？》

「ええ!?」

うらたさんから思わぬ言葉が出てきて驚く

「ど、どういうことですか？」

《いやーそれがさ、Aが皆さんと遊びに行きたいって……》

「……はい？いやいや、いくら何でも公私混同じゃ……」

『あ、もちろん二人も』

「行きます!!!!」

『おぉぅ……』

つい大声を出してしまったけどしょうがない

公私混同？なんですかそれは()

《わかったわ、じゃあ11時に駅で》

「はい!!」

通話をきり、寝ているであろうそらるさんに伝えようとにやけながら振り返る

ま「そらるさｰｰ」

振り返って硬直する

そらるさんは起きているどころか着替えて寝癖も直してお行儀よくさっきまで寝ていたソファに座っていた

そ「うん？」

ま「うん？じゃないですよ!!驚きました!!」

聞いてたんですか、と湿度の高い視線を送るが、そんなでかい声で通話してる二人が悪いと軽くかわされる

ま「まあ聞いてたなら話は早いですね。今の時刻は十時二十分。全然間に合うけど、どうします？」

そ「ん、もう出よ」

さっさと行きたくてそわそわしているそらるさんには気づいていたけど、ちょっとした悪戯心でわざと聞く

案の定すぐいきたいというので、そらるさんと違いちゃんと身だしなみを整えていた僕は慌てることなく準備をする

ま「いろは～ぽてと～いってきまーす」

愛する猫たちにいってきますを告げ、ドアを閉める

そ･ま((……たのしみ))