さんじゅういち ページ35
side…you
セ「はい、Aちゃん」
『ありがとうございます』
最早さっさと帰りたい一心で服を受け取る
センラさんの選んできてくれた服は、お察しの通り黄色メインだった
トップスは白でちょっと長めの半袖
袖のところに紐のリボンがついていて素敵
そして、やわらかくてきつい印象を受けない黄色と白のツートンカラー?みたいな色が変わっているスカート
裾がななめで大人っぽい素敵なスカートだ
サンダルは淡い黄色で大人っぽいお花がついている
控えめに黄色く光るイヤリングはダイヤ型
『え……??まってすごい』
浦「なんか反応違くね?」
坂「普通に傷つくで」
志「……」
セ「ははっ!Aちゃん!結果発表お願いな!」
『あーはい…んーまあ上から順にセンラさん、うらたさん、坂田さん、志麻さんですかね』
セ「っしゃあ!」
浦「あ、思ったよりよかった…」
坂「ええ!?俺が三位!?」
志「解せぬ……解説頼むでー!?」
一気に騒ぎ立てる皆さん
『え、まあとりあえずセンラさんは圧倒的センスですよね』
セ「ドヤァ(`・ω・´)」
志「黙れや」
セ「うるさいですよ最下位の方〜」
『で、うらたさんもセンス良かったと思います。センラさんとは僅差ですかね。私好みでした』
浦「え……まじ?(嬉)」
坂「お世辞やでうらさん」
浦「うるさ」
『坂田さんのもよかったんですけど、可愛すぎてちょっと…』
坂「なんでやねん!!ええやん!!ガーリー!!」
志「だからAちゃんは綺麗系ry」
『あと志麻さん嫌いになりました』
志「理不尽!?」
浦「身長に関してはつっこんだらだめだろまーしぃ…」
セ「うらたん若干喜んでません?」
浦「きのせい」
『って感じですかね。で、これやった意味って……』
セ「じゃあ支払いは最下位の志麻くん全額負担…って言いたいとこですが。折角選んだし自分でプレゼントしたいので僕は自分で支払いますわ」
浦「お前がいいだしたくせに……俺だってそうするかんな」
坂「俺も!!」
『え?』
戸惑う私をおいてレジへとんでいく皆さん
暫くして戻ってくると
うしさせ「「「「はい!!」」」」
『え?え??』
坂「俺らから普段の感謝の気持ちも込めたプレゼントやで!!」
セ「受けとってくれや!!」
志「やだったら捨ててもいいからな…泣」
浦「俺も…」
『あ…ありがとうございます……大切にします』
うしさせ「「「「パアア…ありがとう!!」」」」
『っ……』
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:響月 | 作成日時:2019年6月12日 22時