浦島坂田船の塩なお世話係は超絶鈍感でした

じゅうろく ページ17

side…you


ピンポーン


インターホンを鳴らす


どうせ今日も起きてないんだろーなーと思いつつ、合い鍵を探す


浦「あいよ、今あける」


『!?』


いいいいまのはうらたさんの声!?


いやいやこんな時間に起きてるなんてそんなわけ……


予想外のことに吃驚していると


ガチャ


浦「おはーA」


『…お、おはようございます』


『(ほんとに起きてた…)』


ドアをあけてくれたのはうらたさん


リビングにはいると、


しさせ「「「おはよーA/Aちゃん!!」」」


『み…みなさんが……起きてる……!?』


坂「おーようやくAの感情っぽいものが見えたわw」


セ「こりゃ早起きしたかいがありますねー」


皆さんは私の驚いた様子を面白がっているらしい


『いや…だって、みなさんが起きているのみるの初めてで…』


浦「え、そこまで？」


志「そんなに寝てたっけ俺ら…w」


苦笑する志麻さん


『そうですよ！苦節1年、ようやく皆さんを起こさないで済むとは…感激です！』


坂「そこまで…w」


話しながら私はあることに気づく


『そういえば…私、皆さんを起こす前提で来たので、時間がかなり余ってるというか…』


そう


私は皆さんを起こすのにてこずる場合も考えて、９時に家を出るために８時に来ていたのだった


坂「えーじゃあスマブラしよ!!」


『え!?』


浦「お、いいなー」


志「やるやる！」


セ「んじゃセンラはご飯かたづけとくんで」


ええ〜…


ゲーム、あんまし得意じゃないんだけどな〜…


うしさ「「「A(ちゃん)つっっっよ!?」」」

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