浦島坂田船の塩なお世話係は超絶鈍感でした

じゅう ページ11

side…skt


どうも！坂田です！


今はちょっとこれから飲み物を買いに行くところ


うらさんがAに飲み物頼んでたけど、なんとなく頼むのは悪いなーって思って自分で買うことにした


『………久…り……!……こで………な………して……？』


坂「(ん、あれはAの声や！誰と話しとるんやろ…)」


我ながらAの声にすぐ反応してしまう


なんとなく邪魔しちゃいけないような気がして自動販売機の陰からAを見る


『ほんとに久しぶりー！こんなとこであうなんてねー!!』


??「ほんとだよね。今度ご飯でもどう？いろいろ話も聞きたいし」


『そうだね！んじゃ明後日オフだから明後日どう？』


??「いいよー空いてる。じゃ明後日11時に○○カフェで」


『おっけー！あっこれ頼まれてたんだった。ごめん、もういくね！また明後日!!』


??「おー頑張れよー！」


『ありがとー！そっちも！』


??「おう！」


…誰やあいつ


なんかわからんけどイラッとする


俺あいつ嫌いや


Aとやたら距離近いし…仲良さげやん


しかもあんな砕けた喋り方のA初めてみたわ


あのしゃべり方以外みたことなかったからそういう性格なのかとおもっとったけどちゃうみたいやな…


じゃあ俺らの前ではむりしとるってこと？


なんでや…そりゃ俺らの関係はただの仕事相手かもしれんけど、仮にももう一年以上たっとるのに……


俺はなんとなく嫌な気分で、買おうと思っていた飲み物も買わずに忘れてさっきのところにもどった

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