【おそ松さん】先輩、大好きです！

38　買おう。 ページ40

＊





チョロ松先輩の考えてることなんて、表情でわかります。

(可愛らしくて仕方がない…
なんて言ったら、引きますかね)




繋いである手を見てニヤニヤし、そんな、バカみたいなことを考える。



「……先輩、


お手洗い、行きたかったりします？」

「…………おう。」



先輩は真っ赤になってしまった。
少しだけ申し訳なくもなるが、

(言ってくれればいいのにぃ)






手を離されそうになり、
ぎゅっと引き戻す。



「……男子トイレ来んの？」

「え、行ってもいいんですか？(笑)」

「お前の(笑)なんかこわい。」



なんてしょうもない話をし、手を離した。


・




(あ、
あのシェイク…)

先輩を待っているその時、ひとつの看板に目を止める。




先輩がどハマり中という、あのアイスとのコラボシェイク。

(………買おう。)






そしてチョロ松先輩の喜びと驚きに満ちた表情を満喫したい、という一心で、

私は少し離れた売店へ足を向けた。

40　期待。→←37 負けで。

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