大理石のエントランス ページ8
中也が奢ってくれた。
優しい、流石中也。
「タクシー?」
「おー」
ほろ酔いの中也はふらふらしているから目を離せない。何か鼻唄でも歌い出しそうなのを引っ張ってタクシーに乗り込む。
少し開けた窓から入る涼しい夜風が火照った頬を撫でる。肌寒く、とまではいかなかったなと思いながら、膝の上のコートを畳んだ。
「ほら着いたわよ。ちゃんと歩いて」
「おー」
中也の部屋は高層マンションの一室で、長くエレベーターに乗らなくてはいけない。
それにしても流石一等地の高層マンションで、エントランスの床は磨かれた大理石だし、綺麗なシャンデリア付いてるし、深夜なのに優雅なクラシックが流れてるし。
本当に憧れる、ここでの暮らし。
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ねこつりー(プロフ) - かれんさん» ふふふ中也は何させても様になりますからね( 〃▽〃) (2018年4月30日 12時) (レス) id: b59e44559a (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 中也かっこよすぎです。 (2018年4月30日 11時) (レス) id: 529a00cb8e (このIDを非表示/違反報告)
ねこつりー(プロフ) - rikoriko51さん» 丁度彼の誕生日だったのでギザな台詞を言って貰いました笑 コメントありがとうございます!凄く嬉しかったです(T^T) (2018年4月30日 7時) (レス) id: b59e44559a (このIDを非表示/違反報告)
rikoriko51(プロフ) - HappyBirthday中也! 更新頑張ってください!楽しみにしています。 (2018年4月29日 23時) (レス) id: a789258bf1 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 楽しみにしてます! (2018年4月28日 18時) (レス) id: 2c537c1151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこつりー | 作成日時:2018年4月20日 22時