大聖堂の地下階層キャラシート集 (ページ6)

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【好き】…故郷の郷土料理である羊肉のシチューと、羊肉とマッシュポテトのパイ、そしてカボチャを使った料理全般。甘いものに目が無く、蜂蜜をたっぷり使ったバターケーキや、新鮮なフルーツをふんだんに使用したタルトなどのスイーツをにこにこしながら食べている。豪華な料理や高級食材はどうやら舌に合わないらしく、素朴な家庭料理や庶民的なものを好んで食べている。お酒に関してはザルだが普段は嗜む程度(度数の低いカクテル数杯)しか飲まない。だが何故か新月の日は別なようで、一人でウィスキーの瓶を何本も空けている。その際はひたすら上機嫌になり、どんなゲスいお願いでもノリノリで従ってくれるようになるが、下手に近付くと秒で抱き枕へと転職させられる危険性があるため要注意。

紅茶派だが、ハーブティーやフレーバーティーなども好む。珈琲も飲むがやはりお茶の方が好き。動植物全般が好きで、特にその姿を模した小物を好む。彼の身につけている装飾品の殆どの意匠に用いられており、植物、特に花のなかではエルダーフラワーやジャスミン、沈丁花やライラックなど香りの良いものが好みである。故郷ではなかなか見ることや食べることのできない品物や食べ物に興味があるらしく、特に砂糖漬けされたエディブルフラワーや、花のシロップなどが好きなようで、これらを店先で見つけると衝動買いしてしまうことがある。何にせよ、甘いもの大好き。

【嫌い】…苦手な食べ物は辛いもの全般。そして彼がこの世で最も嫌いなものは、暗くて狭い場所である。幼少期に一度人間に誘拐された事があり、自慢の髪を無遠慮に掴まれ、狭くて暗くて息苦しい小さな箱の中に閉じ込められて以来、大嫌いになった。髪を許可無く触られることも嫌い。但し例外はある模様。同じく幼少期の経験から雷も大の苦手である。耳が痛くなるような爆音は兎も角、黒や灰色の雲に覆われた鈍色の空を真っ白に染め上げる、あの強烈な光が何より嫌いなのだとか。

また、表面には噯にも出さないが、過去の事件から独善的な思想を持つ者や、善意だけで生きているような者を毛嫌いしている。利他主義的な思想やそれを持つ者に対しても懐疑的であり、特に「善意で他者を苦しめる」ような、自分の考える”正しいこと”、つまりは自分基準の善や正義というものが世界の”それ”であると思い込んでいる、そしてそれが時として悪よりもタチの悪い『悪』となるということを知らない、ある意味誰よりも清廉潔白で潔癖な"善人"達を。

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