◆アトゥイコロ・オルキヌス・オルカ ページ1
《基礎情報》
【名前】…アトゥイコロ・オルキヌス・オルカ
正式な本名は「アトゥイコロ・フルクトゥアト・ネク・メルギトゥル・エウブーレス・アルスマリナ・オリエンス・オルキヌス・オルカ」。
普段苗字としているオルキヌス・オルカは正確には彼の獣人としての種族名であり、一族としての苗字がエウブーレス・アルスマリナ・オリエンスである。ちなみに意味は「偉大な海から生まれたよき忠告者」であり、数百年だか数千年だか昔に、ある人間の王によって名付けられたのだとか。フルクトゥアト・ネク・メルギトゥルは彼が産まれた際に授けられた二つ目の名前であり、意味は「揺蕩えども沈まず」である。シャチの獣人達は同族間ではこれか、一族としての苗字で呼び合うことが多い。彼等の世界での敬称であり、英語の「Mr.」や「Mrs.」、或いは日本語の「〜さん」や「〜氏」に近い。
【年齢】…36歳
【性別】…雄
【学年/クラス】…3年生/E組担任
【担当職務】…生物
【所属】…生徒会顧問
【誕生日】…1月4日
【動物】…シャチ
《内面情報》
【性格】
家族には静謐の極みのよう、掴みどころのない水のよう、というような性格をしていると語られることが多い。彼の性質は寡黙にして厳格であり、諦観と達観の下、流転して行く運命の環を静かに見詰めている。死別してしまったかつての伴侶を未だに心から愛しており、彼以外の全ての存在も平等に、均等に愛でているが、全てに対してさほど興味を抱いていないだけであるとも言える。無用な争いや対立を好まず中立中庸であることを好むとされている…が、これらはあくまでも戦うと己側にも一定の損害が出るためであり、損害が少ない・無いと判断した場合は別である。
ただし基本的には聖人君子という概念がそのまま人の姿を得て歩いているような、謙虚で誠実かつ気高い性格の持ち主である。勤勉且つ清廉、公明正大で学力や地位や種族に関係なく、分け隔てなく接するという、教師として非の打ち所のない人物。誰に対してもどんな階級の人間に対しても礼儀正しく、礼節を持って接する紳士的な男性。深い慈愛に満ちた博愛主義者であり、たとえ相手が落ちこぼれと呼ばれる生徒であっても、学内屈指の不良として有名な生徒であっても、その姿勢を崩すことはない。穏やかに微笑みながら優しい手つきで頭を撫で、頬や額に親愛のキスを落とし、もし怪我をしているならば相手を一際優しい声で労りながらを痛ましげに顔を歪ませるほどである。
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作者名:ねこうさぎ | 作成日時:2021年1月12日 18時