トリップ特典はアサルトライフルとスナイパーライフルでした【文スト】

トリップ特典は17話目でした ページ25

敵組織の首領とその護衛、その他兵の殲滅。

それが、今日の任務の詳細だった。

まぁ、それが詳しいかどうかはさておき。


「取り敢えず、俺は前線には出ない。」

中原「おう、銃っつうと、中距離から長距離だ。
場所は、工場だから隠れる場所はある筈。
其処から俺が殺し損ねた奴を殺せ。

指示は俺が出す。」


中也は、報告書だかにカツカツと書いていく。
本当に、あくまでもサポートらしい。


「因みに、俺らの2人か？」

中原「おう。人数は少ないが、頭のキレる首領らしいからな。」

「ふうん…」


本当にそうだろうか…何か…嫌な予感がするが…。
初めての大掛かりな、任務だからだろう。
…そう信じたい。


「異能力者は？」

中原「いない。…手前、阿保そうに見えて、色々考えてンだな。」


中也は唖然とした顔で、俺を見る。
非道くない…？


「俺はアンタと違って、色々考えてンだよ」


ふふん、と胸を張って云えば、帽子をぐっと深く被って深くため息を吐いた。

…そ、そんなにウザい事云ったか…。

そんなこんなで、指示を聞きながら俺は質問しまくった。

武力、対策、弱点、場所、首領の居場所の候補、その他諸々…。




自分でもこれにはウザいとは思った。

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