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トリップ特典は34話目でした ページ43

「「えっ」」

「えっ」


案外冗談で云った心算が、坂口さんと治兄はぐるんと頸を回し、此方を見た。

何云ってんだ、此奴。私じゃないの。と目だけで感じるその言葉。


織田「…来るか?」


救世主は居たんだな…。

椅子を俺の方へ向け膝を叩く作兄。


「じ、じゃあ、失礼します…。」


緊張してしまって、心臓がどくどく働いてる。

何だか、恥ずかしくてにやけてしまいそうになる。


「お、重くないかい?」

織田「?嗚呼、軽いぞ?」



太宰「…ちぇ、安吾、カメラ貸して。」

坂口「…はいはい、幹部サマの仰せのままに。」


俺が作兄の膝の上に乗り、二人で酒を煽るツーショットをぱしゃり。

見ようかな、何て思ってたら…。


太宰「さ、格好良く撮っておくれよ?」


何て、俺を引き寄せて写真を撮らせる。

逃げようと思ったが、腰に腕を回されており、逃げる事が出来なかった。
…解せぬ。


「俺だけ撮ってもらっちゃあ、悪いよ。
坂口さん…撮ってあげますね?」

坂口「いえ、僕は…?!」


カメラを奪い取り、椅子に座らせた。

溜め息吐きながら、カメラに目を向ける姿は、大人らしいと感じた。


「乗り気じゃないですか」


にやにやしながら、ぱしゃり。


坂口「はぁ…そんな事あるわけないでしょう。」


とりあえず、三人の写真を撮れた事に満足した。

治兄は格好付けて。

作兄は、自然体で。

坂口さんは、呆れ顔で…。


それでも、楽しそうな顔をだった。

皆、皆。

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ニコタイは単純おバカ(プロフ) - もちたぬきさん» いえいえ、宿題は覚えてる部分だけのだからもっとあったらごめんよ。゚ .(*`・∀・´*)゚ .゚ (2018年3月28日 12時) (レス) id: 3b443b51ba (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - ニコタイ、お前なんていい奴なんだ・・・!宿題の件、有り難う('ω')ノ (2018年3月28日 10時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)
ニコタイは毎日が寝不足(プロフ) - もちたぬきさん» そなんか、あ、宿題の範囲のはイメログにて(( (2018年3月27日 14時) (レス) id: 3b443b51ba (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - あ、後宿題の場所が全然わからへんよぉ((パニック (2018年3月27日 11時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - ニ、ニコタイ、今わいの小説がなんかおかしなことになっとるぅ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル (2018年3月27日 11時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルー、ニコタイ x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月24日 21時

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