風に吹かれて超えて行く (ページ6)

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笑顔が一番ページ6

リノside

料理を作り終わって、置きに行った時は女の子は、寝ていたけれど、起きただろうか？

エンペルトとムクホークに、ポフィンを渡して御礼を言った。
とても、美味しそうに食べるから、撫でまくった後ボールに戻した。

よし、私も行こうかな。

廊下を歩いていると、段々賑やかになっているのが聞こえて来た。

「俺兄ちゃんの事あんまり知らねえんだ」

ハクの事をあの女の子に聞いたのか。
なんて、答えるのかな？
扉に、もっと近づいて聞いて見る。

「無礼者…」
「あイヤ無神経…」
「あえと態度でかい…」
「あううん可愛くない……」
「あ……」

あの子、面白い子だなぁ笑
ふふふ…ちょっと笑いが止まらないや笑

「よーしわかったもういい」

私も入ろ～っと

「かっかっかっ可愛くないと来た！」
「楽しそうだなヘンデこっち来いや╬」

『楽しそうで、いいね笑』
「あっリノ姉ちゃん！ご飯美味しかったって！」
『それはそれは、よかったよ』

あ、誰だか分からないって顔してるね

『私は、リノだよ。宜しくね、リナちゃん。私は、ハクの姉のようなものだよ。』

「…よろしくお願いします」

『女の子同士、仲良くしよ？だから、敬語なくて大丈夫だよ？』

「わかった」

『よし。』

…んー

『ね、あっち見てごらん』

私は、ハクたちの方を指指して

『馬鹿みたいじゃない？』

そう言って、笑ってみせた。
うん。やっぱり、皆笑ってた方がいいよ。