今日も風さえ吹きすぎる AfterStory 【文豪ストレイドッグス】

今日も風さえ吹きすぎる×暗殺教室6 ページ6

殺「ニュルフフフ、どうやら苦戦しているようですね園さん」

いつの間にか隣に殺せんせーが立っていた




『・・・ほっといて下さい、とゆうかその黒子みたいな顔隠しはなんですか』

殺「暴力沙汰ですのでこの顔が暴力教師と覚えられるのが怖いんです」



『暴力沙汰ではなくて殺人沙汰になるんですよ』

たっぷりと嫌味を込めて言うと殺せんせーのにやにや顔が少し真面目になった


『私はいいから早くあの６人助けに行ってあげてくださいよ』

殺「お言葉に甘えて」



マッハで６人を助けに行ったのを確認すると私も攻撃に移る

早くしないと殺人現場とご対面になっちゃうからね



『いくつか、質問をしてもいいですか』

「なんだ、遺言なら聞いてやる」





『なぜ、私を殺そうと思ったんですか？』

「俺らは残党としてポートマフィアに追われ続けているんだ、どうせ殺されるならポートマフィアの人間を殺しておこうと思ったからだ」



私が弱そうだから簡単に殺せると思ったんだ

なめんなよ、中原中也の補助員やってるんだからね




『あなたたちの組織をつぶした男は黒い外套を化け物のように操る華奢な男で間違いないですか？』


にこっと笑いながら言う



男たちの周りの空気が固まった気がした



『あなたの奥さんのお腹を化け物で裂き、お腹にいた無知な赤ちゃんまで殺したのはその男で間違いないですか？奥さん、最期にあなたに言いましたよね、あなたの妻になれて幸せだったって』



リーダーの顔がこわばる


『私を殺しても、その男は何も感じませんよ』



私は名探偵、江戸川乱歩の妹だ
これぐらいのことを言って、言葉で相手を翻弄できなくてどうする



『取引をしませんか？今、私のことを見逃してくれたら最愛の妻を殺した男を私が殺しましょう。しかも、あなたがたの存在をポートマフィアの死亡リストに追加してあげます、この作業が行われればあなたがたは永遠の追われる身から解放されるんです

悪い話ではないでしょう？』


するとリーダーはすっと右手を挙げる、部下たちが発砲を止めた



「・・・信じていいのか」







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