19．逆転と猫 ページ19
ホームを見渡せば＿＿＿＿
改造人間に襲われてだいぶ人が減ってきていた。
このままじゃ、五条 悟が術式を使い始めるのも時間の問題で。
だから、予め用意していた策を使う。
A『崩れろ＿＿＿＿��輪廻崩壊��！』
真人と漏瑚に五条 悟の相手をしてもらい＿＿
その隙に僕は花御に塞がれていた吹き抜けを崩壊させた。
真人「人間のキショい所1つ教えてやるよ」
仲間も僕がしようとしていることに気がついたらしい。
真人はにっと笑みを浮かべ、崩壊した吹き抜けを指させば＿＿
真人「いーっぱいいる所♪」
五条「ッ……！？」
真人が指を指したのと同時に＿＿＿＿
吹き抜けからたくさんの人間が文字通り、降ってきた。
五条「さっき雑草が塞いでた吹き抜けが今更……！？」
A『このホームがあるのは地下５階。
上階にも呪詛師や呪霊がいるから……一般人を落としてもらってるんだよ』
大量に補充された一般人たち。
��無為転変��を使える真人にとっては戦いやすくなるはず。
これでジリ貧になりつつあった僕たちの形勢が一気に逆転した。
真人「あはっ驚いてる！このまま一気に責めちゃお！……脹相いくよ」
脹相「無論……この期を逃す気はない」
その掛け声に脹相の周囲に血の玉が浮かび＿＿
真人も小さくした改造人間をいくつか取り出し、両手で魂を圧縮する。
脹相「赤血操術＿＿＿＿百斂��
真人「無為転変＿＿＿＿多重魂��
2人が標的を挟み込むように技を放つと同時に。
脹相からは大量の血が散弾銃のように降り注ぎ。
真人からは圧縮された魂がその質量を爆発的に高め、五条 悟に迫る。
どちらも周囲の人間を大量に巻き込んでいて＿＿犠牲者の血や肉塊が辺りに飛び散った。
五条「なりふり構わなくなってきたな……」
真人と脹相の渾身の技を無下限で防ぎつつ、そう呟くのが聞こえる。
でも僕は脹相に詰め寄って＿＿
A『ちょっと脹相！こんな所で超新星を使うなんて……』
脹相「……すまないA。お前の言いつけは守れそうにない」
A『どうして……』
さっきまで僕の言いつけを守って人を殺さなかったのに。
と、疑問に思えば頭を撫でられた。
脹相「お前1人を人殺しになんかさせない。
これでお兄ちゃんも一緒だな」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - 莉にゃんさん» コメントありがとうございます！シリーズ物なのに全部読んでくれたんですか…！？作者として凄く嬉しいです！夢主と真人たちのお話はまだまだ続くのでこれからもお楽しみください〜ฅ- ·̫ - ̳^)♡ (12月30日 0時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
莉にゃん(プロフ) - 見つけて読み始めてここまでぶっ通しで読み込んでしまいました。真人が特別に思ってくれる感じや呪霊側の仲間達との関係性が凄く好きです◝(⑅•ᴗ•⑅)◜続きが楽しみです。頑張って執筆して頂きありがとうございます。応援してます (12月29日 2時) (レス) @page16 id: 15a8231294 (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 霜さん» こちらこそ応援のコメントありがとうございます！これからも猫な真人のお話を楽しんでくれると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (12月25日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
霜 - 更新感謝です‼︎ 1番好きな小説なのでこれからも楽しみに待ってます、頑張ってください‼︎ (12月24日 11時) (レス) @page15 id: e6f015306f (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ????さん» お祝いコメントありがとうございます！ぜひ続きの方もよろしくお願いしますね♡(˶> ̫ <^˵)੭ (12月7日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年11月1日 23時
