検索窓
今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:33,076 hit

47.写真と猫 ページ47

スマホのシャッターボタンを押せば、僕と脹相たちがタルトの前に並ぶ写真が撮れた。






真人「俺もAの写真欲しいな〜!」


脹相「カメラというのはいいな。弟たちの姿を残せる」



A『そういえば、壊相は服変えた?前は凄いの着てたような……』


壊相「兄さんが新しい服をくれたんです。おっと、背中は見せれませんがね」






撮った写真を見ながらわいわい騒ぐ。

写真を見ているうちにふと、プレートの文字が気になった。






A『タルトの文字はどういう意味なんだろ』



真人「ふふ、それはね〜俺とAが会って1年経つでしょ?


だから……あの時俺を拾ってくれて、出会ってくれてありがとうって思いを込めたんだ」






照れ隠しに笑いながら真人は教えてくれた。

僕はそっとツギハギな手を握って__






A『僕の方こそ、ありがとう。真人に会えて本当に幸せだよ』


真人「っ!どういたしまして〜!」






そう言って真人は猫に変わってみせ膝の上に乗ってくる。飼い猫を撫でていると__



『ピンポーン』と、チャイムが鳴った。










__________










唐突なチャイムに皆んな固まる。


両親はまだ帰国しないはずだし、もしかして高専の関係者?






真人「……誰?」


A『僕が見てくる。もし高専の人だったら____逃げて』






ここはマンション高層階だから、ベランダから逃げるしかない。

真人と壊相は術式で飛べるから陀艮と血塗も逃げれるはず。



緊張しながらドアスコープを覗いてみれば__






A『あれ?二人ともどうしてここに?



夏油に裏梅____』





夏油「やぁA。君の家で面白そうな予感がしてね、来ちゃったよ」


裏梅「A様、お久しゅう御座います」






ドアを開け2人を家に招き入れる。


どうして僕の家を知っているのかは……聞いても無駄なんだろうな。






真人「えっ……!?夏油に裏梅!?」



夏油「真人、こんなに楽しそうなことを私抜きでするなんてダメじゃないか。私も混ぜてよ」






夏油はニヤリと勝ち誇ったような笑みを浮かべる。


どうやら真人たちの計画は夏油に筒抜けだったらしい、裏梅はついでに連れてきたのかな?






裏梅「ここがA様のお住い…….。A様、どうぞこちらを」


A『あ、ご丁寧にどうも。

まぁせっかく来てくれたんだし。ゆっくりしていってよ』










__________

48.宴会と猫→←46.タルトと猫



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 真人 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シュリィ | 作成日時:2023年5月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。