検索窓
今日:33 hit、昨日:2 hit、合計:76,605 hit

◇43 ページ43

ガヤガヤ…


音駒だけの焼肉に比べて比にならないほど
騒がしい

それぞれが、話したい人と会話をする


…なのに私は一番話したい人と話せない


クロ先輩は大地先輩と話している


田「A!お前のために肉取ってきたぜ!」


あ「ありがとうございます!」


ちょうどお肉食べたいと思ってたんだ


田「Aはいいヤツだろ?」
西「だろ?」


山「あぁ。いいヤツだ…」


嬉しいけど…
クロ先輩のところいきたい。

あ!話が終わったみたい!


あ「ちょっと向こうに…」
西「A!俺の最高のローリングサンダーを見てくれ!」
あ「…は、はい」


西「龍!ちょっとボールとってきてくれ!」
田「おう!」


えっと…
私はここにいた方がいいのかな…



結局20分ほど付き合わされた。

焼肉はあと40分


あ「…」


クロ先輩は…
夜久先輩と一緒。


よし。行こう。


黒「リエーフ!」


あ「!」


灰「なんすか?」


黒「今日のお前のブロック…」


あ「…」


アドバイスが始まってしまった


灰「え…今は焼肉です!後にしてください!」


黒「は?」


灰「!……すみません。」


ダメだ。あれは話しかけられない…


アドバイスが始まって20分ほど

どれだけ熱心なんだろう。


あ「終わった…」


トクン…トクン…


心臓の音が速まっていく


あ「…ク…クロせんぱ…」


ガシッ


あ「!?」


え…腕……


烏「桜木!」
あ「わっ!!……か、監督!?」


私の腕をつかんだのは監督だった。


烏「お前おつり俺に渡したか?」


あ「あ…」


ポケットに入れたままだ

私はポケットからおつりとレシートを取りだし
監督に渡す


烏「桜木…おつり返さないつもりだったのか?」


あ「え?…そんなわけないじゃないですか!」


それより早く離して…


烏「本当か?」


あ「本当です。」


烏「さっき"わっ"って驚いてたよな?」


それはクロ先輩に話しかけることに神経を集中させていたから…


烏「怪しいなぁ」


あ「違いますって!」


烏「お詫びに俺の肉取ってこい!」


あ「…」


違うって言ってるのに




あ「はい。取ってきましたよ!」


烏「おう、ありがとな!ちょうどお前の話してたんだよ!」


猫「けっこう優秀でな!」


あ「あ、ありがとうございます」


猫「よし!ここに座れ!」


あ「え…」


断れないじゃん!

◇44→←◇42



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪華(プロフ) - 葉憑さん» かっこいいですよね(*´-`) (2015年5月3日 8時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
葉憑(プロフ) - この頃黒尾がかっこよくて!! (2015年5月2日 12時) (レス) id: a352c1491a (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 紫癸さん» 読んでくださってありがとうございます! (2015年3月5日 7時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
紫癸(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とっても面白かったです。 (2015年3月5日 0時) (レス) id: 59afb47935 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - そんな大ファンだなんて…とても嬉しいです(> <)全然いいですよ!むしろ嬉しいです!! (2014年12月31日 14時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:仁菜 | 作成日時:2014年12月31日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。