迷いネコ【黒尾鉄朗】

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黒「解散！」


ついに合宿も終わった
結局赤いTシャツ着なかった。


孤「A…こっち」


あ「はい！」


私は荷物をもって研磨先輩の元へ向かう


黒「帰るぞ。」


あ「え？」


孤「クロとい家近いから…」


あ「…そうなんですね」


私たちは3人で帰り道を歩く

クロ先輩の隣を当たり前のように歩くのも今日で最後か…

研磨先輩歩きながらゲームしてるし
クロ先輩何も話さないし


そういえば昨日の"反省"ってどういう意味だろう
怪我のこと？
でも、怪我のことだったら私が悪いし…


あ「ちょっとコンビニ寄ってもいいですか？」


黒「あぁ。」


…


黒「買えたか？」


あ「…はい」


ガサゴソ…


あ「どうぞ。」


黒「何だこれ。…湿布？」


あ「はい！」


孤「！」


黒「お前気付いて…。研磨か？」


孤「違うよ？」


あ「見てたらわかりますよ！//」


黒「！///……ありがとな。」


あ「…いえ」


クロ先輩ともっと一緒にいたかった…


黒「肩どうせバレてんなら今日は俺の家に…」
孤「…じゃあね。」


あ「え？し、失礼します！」


私は研磨先輩に連れられ道を曲がる


今、先輩"俺の家"って…


孤「A、クロのこと好きだよね？」


あ「え///」


…そりゃ気付くよね


孤「応援してるから」


あ「あ、ありがとうございます」


孤「クロにもわかって欲しいから…」


あ「え？先輩なにか言いましたか？」


孤「何も…」


あ「？」


クロ先輩と話せるのは明日の朝だけか…
本当に早かったな…

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