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あれ…おでこが冷たい気がする


あ「…。」

灰「A!」

あ「…リエーフ君?」

私は体を起こす。
フラッ

灰「危ないッ…」

倒れかかる私の体をリエーフ君が支える


あ「…」

ここは、私の部屋?

あ「…練習は!?」

灰「もう終わったよ?」

時計をみると既に9時。


灰「Aがいないと大変だよ。ご飯もあまり美味しくないしな。」


あ「…ごめん」


灰「なんで謝るの?」

リエーフ君はニコニコしている


あ「迷惑かけたかなって…」


灰「いや、俺の方こそごめん。体調悪いの気付いてやれなくて」


あ「そんな全然!」


何となく空気がぎこちない


あ「…リエーフ君がここまで運んでくれたの?」


灰「うん!…運ぶのは。」


運ぶのは…?


あ「ありがとう」


灰「…あのさ。」


あ「?」


灰「起きたすぐで悪いけど、この前の告白の返事もういいよ。もう返事は聞けたから」


そういうとリエーフ君はニヤリと笑った


灰「A寝ている間ずっと"クロ先輩"って言ってた」


あ「!///」


灰「最初から分かってて言ったしな!俺はフラれたことより体調悪いのに頼ってくれなかったことがショック」


あ「それは…」


灰「気まずかったから?」


…図星。


灰「これからはそういうの無しだからな!…明日は練習休みなよ!…じゃあ」


リエーフ君は静かに部屋を出ていった


私の目から涙が流れる

理由はリエーフ君の優しい気持ちに触れたからそれと、私の中でクロ先輩への気持ちが消えないことが分かったから


私はそのまま眠りについた

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雪華(プロフ) - 葉憑さん» かっこいいですよね(*´-`) (2015年5月3日 8時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
葉憑(プロフ) - この頃黒尾がかっこよくて!! (2015年5月2日 12時) (レス) id: a352c1491a (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 紫癸さん» 読んでくださってありがとうございます! (2015年3月5日 7時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
紫癸(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とっても面白かったです。 (2015年3月5日 0時) (レス) id: 59afb47935 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - そんな大ファンだなんて…とても嬉しいです(> <)全然いいですよ!むしろ嬉しいです!! (2014年12月31日 14時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:仁菜 | 作成日時:2014年12月31日 2時

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