小南桐絵�� ページ39
ー翌日の夜 ー
霧ヶ峰「早速実地訓練だ。」
小南「早く敵来ないかな。」
霧ヶ峰「お前はまだ見とくだけ
俺の後ろか物陰に隠れてろ。」
小南「ていうか今どこに向かってるの。
お母さん達にはなんとか言っといたけど。」
2人は暗い夜道を走っていた。
霧ヶ峰「それはな
廃病院だ。」
小南「……」
霧ヶ峰「因みに幽霊が出た事があるらしいぞ。」
小南「嘘！？」
霧ヶ峰「さ、行くぞ。」
小南「ちょっと！」
霧ヶ峰「着いたな。」
小南「そう言えばAって奴は？」
霧ヶ峰「現地で合流だからどこかにいるはずだ。」
小南「どこだ」
小南が辺りを見回し始めたその時
バチバチッ
《ゲート発生です。
レーダーを視覚情報に表示します。》
小南「方向どっち！？」
霧ヶ峰「後ろだよ！昨日教えたろ！」
小南「昨日の敵と違う！」
ズバッ
2人が慌てて体勢を立て直そうとしていると
Aがトリオン兵の後ろから現れ
すぐさま撃破した。
小南「あ……。」
「ん、誰だそのガキ。」
霧ヶ峰「クロ！」
小南「あんた……化け猫！」
「あ？」
霧ヶ峰「化け猫？」
小南「クロって……！」
霧ヶ峰「クロ、自己紹介してやれ。」
「黒崎A、第一部隊隊長だ。
お前が例の新人か？」
霧ヶ峰「ちなみに化け猫ってのは？」
小南「学校で噂になってるの。
屋上から飛び降りて平気な顔して帰った
猫みたいな着地をした小2がいるって。」
「あぁ、そんな事あったな。」
霧ヶ峰「お前何やってんだ。」
「いやぁ、俺って有名人？」
霧ヶ峰「言ってる場合か。
忍田先輩にバレたら怒られるぞ。」
「そりゃ確かにまずいな。」
小南「こんな化け物と一緒に闘うの！？」
霧ヶ峰「そりゃうちのエースだからな。」
小南「いやよ！こんな奴！」
霧ヶ峰「おいおい。」
「別にそれでいいけど
ま、これからよろしくな
小南「ガキ！？」
「そうやってすぐムキになってるようじゃ
まだまだガキだな。」
小南「私の方が一つ上なんだけど！」
「あれ、知らない？
ボーダーは実力主義だ。
認めて欲しければ強くなってから言え、ガキ。」
小南はその気迫に負け息を呑み
先ほどの気迫を他所にAは
人を小馬鹿にする笑みを浮かべながら
「あれ、なに？
もう怖気付いちゃった？だははっ！」
小南「そ、そんなわけないでしょ！」
「元気だね〜、ガキは。」
小南「なによー！」
霧ヶ峰「大丈夫か、この2人……。」
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風刃(プロフ) - どーも！元、城覇です！！お久しぶりですね〜名前を変えたのでご報告を！！！新しい名前は風刃（かぜは）です！よろしく！！ (2016年9月14日 18時) (
レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - ルナさん» 彼女がまだ子供の頃の話なので、表現できてたみたいで良かったです (2015年12月30日 8時) (レス) id: 6f92e39c0b (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 小南5良かったです！子供みたいな小南…可愛い←更新頑張って下さい！ (2015年12月30日 4時) (レス) id: f7d39da290 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - 雪猫さん» 了解です！採用ありがとうございます！ (2015年12月15日 22時) (レス) id: 4dd8d9e16b (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 城覇さん» 本当にお久しぶりです！またコメントちょくちょく頂けたら幸いです。 (2015年12月15日 22時) (レス) id: 6f92e39c0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪猫 | 作成日時：2015年4月26日 20時
