風間蒼也�� ページ14
「風間さん、お待たせしました
仕事の関係で5本になりますがいいでしょうか」
風間「もちろんです
本来時間をいただけることだけでも光栄です」
「あははは」
……堅い……
もっと気楽にいきたいな……
「じゃあやりますか」
風間「よろしくお願いします」
「こちらこそ」
ー数分後ー
「お疲れ様です」
風間「あ、ありがとうございました……」
風間『キツい……！
トリオン体だから疲れないはずなのに……！』
「じゃあ自分は仕事がありますので」
風間「え……」
「どうしました？」
風間「いえ……」
風間『ただ剣を交えただけで
何もアドバイスを貰っていない……』
風間「またご指導ください」
「ご指導って……
とりあえずランク戦してみたらどうでしょう」
風間「あ、はい……」
「それでは」
林藤「稽古どうだった？」
「今やれることはやりました」
林藤「どんなアドバイスしたんだ？」
「別に何も」
林藤「アドバイスも無しに稽古って……」
忍田「どういう風にやった？」
「間合いを意識するように
引きつけて斬るようにしました」
忍田「気づいたと思うか？」
「状況判断は速いし揺さぶりにもかかりにくい
薄々は間合いが近すぎることに気づいたでしょ」
忍田「まぁまだ無意識に、だろうけどな」
「そのうち意識して戦えるようになりますよ」
林藤「ちょっと後半ついていけないんだけど」
「百聞は一見に如かず、とりあえず見ましょう」
そう言うとAはタブレットを取り出し
現在行われている戦闘を見た
林藤「これ、蒼也の」
そのタブレットには風間と風間に連勝していた
隊員との戦いが映っていた
忍田「早速効果が出ているみたいだな」
《8-2 勝者 風間蒼也》
林藤「8-2！？」
「こっちの攻撃を全体的に間合いをかなり近めに
することで無意識に近い間合いに警戒するように
ちょっと仕向けました」
忍田「応急処理にはなるだろ」
「あとは実戦で慣れることです」
林藤「5本でそれだけ……流石だな」
忍田「かなり気に入っているみたいだな」
「ま、そうですね」
忍田「弟子にして欲しい、と言われたらどうする」
林藤「えー、そこは俺だろ
拾ったのは俺だし」
「……どうでしょうね」
Aはそう言うとどこか
多くのものを失ってきたことへの複雑な想いを
感じさせるような弱々しい笑顔を浮かべた
その表情に隠されたAの感情を読み取った
忍田は何も言わずにAの頭を撫でた
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風刃(プロフ) - どーも！元、城覇です！！お久しぶりですね〜名前を変えたのでご報告を！！！新しい名前は風刃（かぜは）です！よろしく！！ (2016年9月14日 18時) (
レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - ルナさん» 彼女がまだ子供の頃の話なので、表現できてたみたいで良かったです (2015年12月30日 8時) (レス) id: 6f92e39c0b (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 小南5良かったです！子供みたいな小南…可愛い←更新頑張って下さい！ (2015年12月30日 4時) (レス) id: f7d39da290 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - 雪猫さん» 了解です！採用ありがとうございます！ (2015年12月15日 22時) (レス) id: 4dd8d9e16b (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 城覇さん» 本当にお久しぶりです！またコメントちょくちょく頂けたら幸いです。 (2015年12月15日 22時) (レス) id: 6f92e39c0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪猫 | 作成日時：2015年4月26日 20時
