1 ページ6
「こんにちは。僕の名前は
柔らかく、優しく微笑む姿は、理想的な紳士__と、いった所だろう
透き通った艶のある白い肌、
海と太陽を表すような瞳、
墨を流したように黒い綺麗な髪、
目鼻立ちがくっきりした顔。
その身が包まれる服は、着物と洋服を合わせたような、黒い服。
「アナタが、和馬の……」
「ええ。何卒よろしくお願いしますね」
穏やかに笑ってから、笑顔を崩すことなく、両目をゆっくり開ける
形の良い唇が、動く。
「それで、みなさんはどうして此処に？」
「少し、用があったから来たんだ。なにかおかしいか？」
「いえ。可笑しい所はありませんよ。ところで、風早さん。この後、少し宜しいですか」
「あ、ああ……別に構わな、い！？」
グイッと和馬の身体を引き寄せる。
和馬に見えないよう鶴義を睨みつけると、彼はキョトンとした顔のあと、笑った
『別に、奪わないので御安心してくださいね』
なんて声が聞こえてきた気がして、腕に抱いた和馬を、更に強く抱きしめる
「こ、ういち！流石にやめろ！」
和馬は顔を真っ赤に染めながら、「やめろ」と言ってくる
仕方なく身体を離すと、鶴義が和馬へと手を伸ばす
「__少し、御話しません？」
「分かった？」
若干 疑問系な和馬の手を優しい手付きで握りしめて、児童会室から出ていく
「はあぁ〜……こんなことに、なるなんて……」
もう一度ため息を吐くと、扉がゆっくり開かれる
「光一、だいじょうぶ？」
すみれと、クリス。健太に__
って、誰だその子？
クリスの影にいる少女を、観察するように、ジッと見つめる。
真っ白で艶やかな髪を大きな三つ編みにして、
さくらんぼのように小さくて綺麗な桃色の唇、
少し垂れた大きくパッチリしたエメラルド色の瞳、
着物と洋服を合わせたような、白い服。
「…は、はじめまして。私、鶴義様のいとこ、
ぺこりと一礼をすると、恥ずかしそうにモジモジする
如月、という名前に気が重くなる。
複雑な気持ちのまま、軽く頭を下げる
「あ、あの___」
思いっきったように、勢いよく口を開く
「風早さんのこと……好き、なんですか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫耳(プロフ) - りるさん» ありがとうございます！ (11月28日 23時) (
レス) id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
りる - 承知しました！占ツクは調べてみた結果「よくある質問の部分を見たら、 『占いツクールで作った占いを削除してください。 こみゅ〜の場合は、こみゅ〜にある「こみゅ〜を退会」で退会してください』 とありました。 」だそうです！ (11月28日 19時) (レス) @page25 id: 088b936db2 (このIDを非表示/違反報告)
猫耳(プロフ) - りるさん» ありがとうございます！！バカップルですよね、本当に！！(コメントありがとうございます！！) (10月18日 21時) (レス) @page24 id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
りる - おおおおお！まってましたあああ！！！相変わらずバカップルっすね！和馬くんかわいい！すき！ (10月18日 17時) (レス) @page24 id: 088b936db2 (このIDを非表示/違反報告)
猫耳(プロフ) - たまごさん» あ、無理しないでくださいね！？後からでも全然いいので！落ち着いてからどうぞ😊受験がんばってください！ お祝いコメントありがとうございます！！❤️ 受験がんばれ！o(｀･ω･´)oﾌｧｲﾄ! (2023年1月6日 15時) (レス) id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫耳パーカー (仮) | 作者ホームページ：ないよ
作成日時：2022年12月21日 19時
