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一方その頃、和馬は…
「どーしたんだよ、男女!ww」「うえーっ、男なのにキッモww」
「Ωって男とイチャイチャして妊娠すんだろー?wお前、男とやるんだー!!ww」
ちっ、アイツら、無駄なことばっかり覚えて…!
そう思いながら、オレは無言で話を聞く。
口調が少し変わるほど、オレはブチ切れていたし、逃げ出したいほど悲しかった
__オレがΩで、なにが悪いんだ
少し泣きそうなのを必死に抑えて。
暴れ狂いそうなのを必死に抑えて。
そう思いながら、ジッと三人を睨みつけた
__すると、次の瞬間
「っ!」
オレよりも少し背の高い卓郎が、髪を思いっきり引っ張る
「なんで俺らが睨まれなちゃいけねーんだよ!事実だろ!?」
「いたっ…はなしッ」
「嫌だな!」
銀色の髪__光一が、綺麗と言ってくれた、髪。
心と身体への痛みに、目尻に涙が溜まる
「あ、兄貴!は、橋本先生はいないっす!」
橋本先生がいないのを確認してから、男の中の一人が走ってきた。
「なら、ちょーっと悪さしても良いだろぉ!俺らに指図できる奴なんかいねぇから!!おい、ハサミ貸せ」
「は、はいっす!」「でも、なんでハサミ?」
「決まってるだろ?コイツが唯一面白い反応を見せた髪だぜ?切ったらどうなると思うか考えると、面白いだろ?」
「なっ!」
そんなの…イヤだッ!
なんとか逃げようと、珍しくパニックになったオレは、がむしゃらに手を振り回して逃げようとする。が
「おい、コイツ抑えとけ!」
「っ、やめ__」
「「おりゃぁあ!」」
手を後ろに回される。
パニックで頭も働かず、力も出ない
「じゃあ、早いとこ切っちゃお〜ww」
「ゃ…いやっ」ポロポロ
「お、やっと泣かせられたわ〜ww」
「おねがっ……かみ、きらなぃれっ」ポロポロ
「ん〜…それは聞けないな〜ww」
髪にハサミが当てられて、指に力が入ってくるのが分かる。
無理、だ__
何も、音がしない
ハサミの音も、髪が落ちていく音も。
目の前に、見慣れた青い上着が見える
クルクルした癖っ毛の黒髪が、どこからか入ってきた風に吹かれる
あれは…
「……なに、やってるんだ」
___光一
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猫耳(プロフ) - りるさん» ありがとうございます! (11月28日 23時) (レス) id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
りる - 承知しました!占ツクは調べてみた結果「よくある質問の部分を見たら、 『占いツクールで作った占いを削除してください。 こみゅ〜の場合は、こみゅ〜にある「こみゅ〜を退会」で退会してください』 とありました。 」だそうです! (11月28日 19時) (レス) @page25 id: 088b936db2 (このIDを非表示/違反報告)
猫耳(プロフ) - りるさん» ありがとうございます!!バカップルですよね、本当に!!(コメントありがとうございます!!) (10月18日 21時) (レス) @page24 id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
りる - おおおおお!まってましたあああ!!!相変わらずバカップルっすね!和馬くんかわいい!すき! (10月18日 17時) (レス) @page24 id: 088b936db2 (このIDを非表示/違反報告)
猫耳(プロフ) - たまごさん» あ、無理しないでくださいね!?後からでも全然いいので!落ち着いてからどうぞ😊受験がんばってください! お祝いコメントありがとうございます!!❤️ 受験がんばれ!o(`・ω・´)oファイト! (2023年1月6日 15時) (レス) id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫耳パーカー (仮) | 作者ホームページ:ないよ
作成日時:2022年12月21日 19時