無気力で不思議ちゃん【孤爪研磨】

無気力３９ ページ43

孤「前クロにAとエ ッチしないのか？って聞かれたことあったんじゃん？」


黒「そんなこと言ったっけか？もっとオブラートに包んだ気がしたケド」


孤「言ってた」







リエーフとAが楽しそうに親子丼を食べてる様子を眺めてると横にいた研磨がAから視線を離さずに言う

俺こんな直球で聞いたっけ？








孤「で、クロが買い物に行ってるときにAのこと押し倒してみたんだけど…」


黒「おい」








いくらなんでも風邪ひいてるやつ押し倒すか？







黒「それでAにこんなことされてどう思う？って聞いてみたら「研磨も一緒に寝たいの？」って言われた。

だからクロが来るまで一緒に寝てた」








A最強か！！

鈍感にも程があんだろ！！

一緒に寝る研磨もどうかと思うけどな






黒「それで？」







軽く頭痛を感じ早くこの話を終われせてほしくて続きを促す








孤「やっぱり思ったんだけどさ、今の関係が一番いいんだよね」


黒「…そうだな。急に研磨がオスの目になったらA驚くだろうし」


孤「うん。だからクロはこれからも俺たちのお世話係ね」


黒「え！」








何ちゃっかしお世話係とか言ってんの！？







孤「嫌なの？俺たちクロがいないと生活できないんだけど。」








研磨が初めてこっちを見た。

その瞳に何故か責められてるような気がしてならないんだが…

ってか自覚してんなら生活できるようにしろよ！







黒「ハァー、小さい頃に甘やかさなければ良かった」








こいつら小さい頃はマジでかわいかったから身の回りのこと全部やってやってたんだよ…←

それがいけなかったのか！！

いや今も結構かわいいけどな！！








孤「これからもよろしく」


黒「え？」







一人で悶々と昔の自分を責めてたら普段の研磨からでは考えられない言葉が出てきた

思わず二度見する。

しかし研磨はこっちを見ることなくAのもとへ歩いて行ってしまった。

…聞き間違いじゃないよな？

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