ふぁいぶ…士郎は癒し(真顔 空咲浦 ページ7
帰り道、私と沙良は並んで歩いていた
「いやぁ、まさか男子どもがあんなにショック受けてるとは……」
さすがぁ！と、私にウインクする沙良｡
うん、よく分かんないかな
『どういう意味ですか一体…』
意味の分からない事を言われ続けている私には気持ち悪いったらありゃしない
「あらやだ鈍感ですわこの子←」
うん、説明しよっか沙良さん
『いやだって士郎と会いたいって言っただけだよ？』
私の言ってること間違って無いよね？
だよね？
「それだよ、男子が死んだ理由★」
『わっつ？』
「ほんっとに天然殺人犯だわ」
『勝手に刑務所に入れないで』
殺人犯って……
人殺した覚え無いんだけど、、
「あっ、家着いた！またね志乃！また明日！」
『うん、ばいばい！』
玄関にはいる沙良を見届けて、私も足を進めた
ゆっくり夜道を歩きながら、ぼーっと考える
はー、今日も疲れた〜
早く士郎に癒されたいもんだ…
え？ブラコン？
そーなのかな〜
なんやかんやで私結構弟大好きだからね〜(笑
ｺﾄ…
ﾊﾞｯ
後ろから物音がしたので、振り返る
後には外灯と電柱があるだけで、人の気配はない
空耳？
いや、士郎の姉に限ってそんな……
そのあとはあまり深く考えずに、家に帰った
『ただいま〜』
「お帰り〜」
「ん、お帰り」
挨拶をすると、お母さんと士郎が返事をしてくれる
暖かいねぇ
リビングに行くや否や、士郎に抱きつく
『あぁ〜癒し…』
思わずそう呟くと、耳まで真っ赤になる士郎
「恥ずかしいんだけど……」
『可愛い〜……』
ほっぺをつつくと、俯く士郎
天使が家にいた←
「志乃〜？夜ご飯最初〜？」
リラックスタイムにすっかり浸っていた私は、そのお母さんの声で我に返る
『うん〜！お腹すいた〜！』
そう言い、士郎から離れ、キッチンテーブルへ向かった
━━
菊地原side
「ただいま〜」
足音と共に、玄関が開く音が聞こえ、大好きな声が聞こえる
お帰り、と返し、ゲームを続けていると、ぼふっ、と背中に衝撃
『あぁ〜癒し…』
とか呟いてるくせに、全然心音は早くならない
相変わらず…
『恥ずかしいんだけど…』
自分の心音がうるさいのが不本意だけど
それからほっぺをつつかれたりなんやりされて、すっと姉ちゃんが離れていった
声には出さなかったけど、
もう少しくっついていたかった、なんて
思った僕はなんなんだろう
しっくす…勉強タイム♩ 星月雫→←ふぉー・・・授業って終わるの早いね・・・星月雫
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空咲浦 - ジュリさん» ありがとうございます！更新いつも遅れてすいません、励みになります！ (2017年9月2日 20時) (
レス) id: ed432eee92 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 更新楽しみにしてます！ (2017年8月22日 14時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - あぁ最高です！ (2017年8月22日 14時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
星月雫☆(プロフ) - ダサクシャ522さん» あ、そうなんですか！書き換えておきます！ (2017年8月3日 7時) (レス) id: 53def3560c (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - あと、時枝くんの一人称『俺』ですよ〜！ (2017年8月1日 19時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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