すりー…まさか来馬君だったとは… 空咲浦 ページ5
昼休みになり､私は中庭へと足をのばした
『ん〜っ』
と､背伸びをすると､すーっと心地よいそよ風が吹いた
外は気持ちいいなぁ〜
ふと見上げると､澄んだ空に､雲がゆらゆらと揺れていた
綺麗だなぁ…
と､しばらく空に見とれていると､どんっと背中に衝撃が走った
振り返ると
「あー､やっと見つけた」
と言って､腰に抱きつく太刀川君だった
『あら､私を探してたの?』
「そうなんですよー!匿ってください〜」
え?
「おい太刀川…お前はまたレポートしてなかったのか…?」
校舎のかどのところに､ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…と黒いオーラを出す風間さんが立っていた
ははーん､そーゆーことかぁ…
『太刀川君､そこは素直に…』
「嫌です!志乃さんから離れたくない!!←」
えぇ〜そこー?
なんでこんなよぼよぼ叔母さんの体にくっついていたいかね?
「志乃さんは叔母さんなんかじゃ無いですよ(ｷﾘｯ
もし志乃さんが叔母さんだったら風間さんが叔父さ」
「お前も叔父さんになるからな
すまんな志乃､だがここで太刀川を押さえてくれたのは助かった礼を言うぞ」
「あぁぁあぁ!!」
ずるずると引きずられていく太刀川君と､引きずる風間さんを見て､私は自然と笑みがこぼれた
さて､教室に戻ろうかな?
､
廊下を歩きながら、､今日のご飯はどうしようかな、､と考え事｡
士郎はトマトとピーマンと牡蠣と煮魚と…嫌いな物沢山あるからなぁ〜(笑
こっそりトマトとピーマン入れてみようかな?意外と分からないものかもしれないし
と､士郎の反応を想像してニヤニヤしていると､今度は正面から人にぶつかってしまった
『わっ、､ごめんなさい!』
「いった…」
座り込んで俯いている男の子に、､声を掛ける
『えっと､ごめんなさい!大丈夫でしたか?』
手を差し出すと､きょとんとして首を傾げる男の子
｢?あ､全然大丈夫です!こちらこそすいません…｣
めっちゃ優しそう
確か一緒のクラスだった気が…
『もしかして来馬君?』
「あ､はい来馬辰也です」
『やっぱり!私は菊地原志乃｡同じクラスだよね?』
的中したみたい
「あ､志乃さん?同じクラスですね!あんまり話したことなかったけど…」
うん､話したこと無いね(笑
あ､そうだ
『番号､交換しない?』
「良いんですか?是非!」
そうして､来馬君と連絡先を交換してから､教室に再び向かった
ふぉー・・・授業って終わるの早いね・・・星月雫→←つー…間に合った… 星月雫
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空咲浦 - ジュリさん» ありがとうございます！更新いつも遅れてすいません、励みになります！ (2017年9月2日 20時) (
レス) id: ed432eee92 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 更新楽しみにしてます！ (2017年8月22日 14時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - あぁ最高です！ (2017年8月22日 14時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
星月雫☆(プロフ) - ダサクシャ522さん» あ、そうなんですか！書き換えておきます！ (2017年8月3日 7時) (レス) id: 53def3560c (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - あと、時枝くんの一人称『俺』ですよ〜！ (2017年8月1日 19時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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