プロローグ…なのかな？本編っぽいけど… ページ1
私の一日は簡単だ。
起きて、ご飯を食べて、学校に行くだけ。
でも……そんな日常、もう飽きたな、なんて。
前は、四年前は、とても楽しかったのになぁ
そーんなことを考えながら、私は朝ごはんを食べていた
『…ん？』
なんか…味付け変わった？
とか、
あ、また士郎髪伸びたな、
とか
普通のことを考えて、普通の日々を過ごす
「姉ちゃん？」
と、士郎に声を掛けられて、ふっと我に返る
『ん？』
「次の休み…あ、休みあったらで良いんだけど…」
と、うちの弟はもごもごと言いにくそうに言う
早く言えばいいのに…笑
可愛い
『なあに？』
「えっと、髪、少し切って？」
と言って、少し髪を触る士郎
なーんだ、そんなことか
もちろん良いに決まってる
『うん、いいよ(笑)士郎は次の休みいつ？』
「んー、まだ分かんないけど、休み合う日にお願いできる？」
休み合う日か…気の利く弟だ
『おっけー、じゃあ、休み合う日に切ろっか』
「うん、ありがとう」
いえいえ、と返してから立ち上がり、食器を流しに置く
お母さん、今日は帰り遅いのかな
そう思い、
『お母さん、今日って何時頃帰ってくるの？』
と、聞くと
「今日は少し遅くなるかもしれないわ〜、晩ご飯、お願いできるかしら？」
あはは、やっぱり
そういう大切なこと言わないと…
母はそういうところが抜けてる
『うん、分かったよ、頑張ってね』
「あらあら、ありがとう〜」
お母さんは手を頬に当てて、嬉しそうに微笑む
綺麗
笑うと、お母さんは私や士郎に似てると、良く言われることがある
でも、優しいところとか、頭が良いところとか士郎に似てると思うんだけど…
他人には分からないのかな…笑
私には、どちらかというと士郎に似てると思う。お母さんより…
「行ってきます」
士郎のいつも通りの朝の声に、我に返り、返事をする
『行ってらっしゃい、気を付けてね』
「ケンカしちゃダメよ、ふふ」
「うん、分かってるよ」
お母さんたら…笑
ばいばい、と士郎に手を振って、
私もそろそろ出ようかな、とお母さんに言う
すると、
「行ってらっしゃい、気を付けてね
ご飯…大丈夫？」
『うん、大丈夫だよ。お母さんも仕事頑張ってね』
「ありがとう、じゃあまたね」
『またね』
そう言って玄関を出ると
士郎が友達と喋る姿が目に入る
そうして、私は学校への道を歩いていった
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空咲浦 - ジュリさん» ありがとうございます！更新いつも遅れてすいません、励みになります！ (2017年9月2日 20時) (
レス) id: ed432eee92 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 更新楽しみにしてます！ (2017年8月22日 14時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - あぁ最高です！ (2017年8月22日 14時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
星月雫☆(プロフ) - ダサクシャ522さん» あ、そうなんですか！書き換えておきます！ (2017年8月3日 7時) (レス) id: 53def3560c (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - あと、時枝くんの一人称『俺』ですよ〜！ (2017年8月1日 19時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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