第２３曲 ページ25
「彩ノ瀬は声が綺麗だからな…てっきり特技は声に関連したものかと思ったが…」
「うんうん！桜雪って声綺麗だよね〜！初め聞いた時びっくりしちゃった☆」
ポンポンと進む会話に羞恥心やら何やら混じり
あって顔に熱が集まるのがわかった。
(そんなに変な特技だろうか…)
しかし、今昼休み…このままではお昼を食べる
時間がなくなってしまうわけで…
顔の熱が引かぬままに、私は恐る恐ると３人へ
提案した
『あの……、お昼食べませんか…？』
そもそも此処へは昼食を摂りに来たのだろう…
私の言葉に３人はそうだったと頷き、あんずち
ゃんはほっと安心したような顔でキラキラとし
た瞳を私へ向けていた…
そして、私のお弁当が広げてあったテーブルに
皆で座り、わいわいと久しぶりに友達と食べる
昼食に舌づつみをうったのが数刻前＿＿＿＿。
「お姉さん、声綺麗だね〜！あ、このお菓子食べる？」
「紅茶のおかわりが欲しかったら言ってね〜☆」
…何故、私達は双子の男の子達にもてなされて
いるのだろうか……。
自分の前に広がる紅茶やら菓子類やらに乾いた
笑みしか浮かばない。
確か…食事を採ったあと、あんずちゃん達に連
れられて講堂に行ったはず……
皆が話混む中、話についていけない私とあんず
ちゃんで傍観を決め込んでいると、隣にいたあ
んずちゃんが視界から消え、それに驚いている
間に私も後ろから口を塞がれて＿＿＿。
やっと状況がのみ込めた時には、私がまるであ
んずちゃんをお姫様抱っこしているみたいに横
抱き状態で、誰かが物凄い勢いで車いすを押し
ている時だった……。
それからあれよあれよと言う間に軽音部とかか
れた部屋へ連れられていたのだ。
(軽音部の部室について直ぐに私の上から降りたあんずちゃんが涙目で謝ってきたのが記憶に新しい…)
そのまま双子の興味はあんずちゃんへと移り
色々とあんずちゃんで遊び始める。
あんずちゃんに助けてとばかりに涙目で訴えら
れたが、どうすることもできず……。
少しの間しか接していないけど、双子は悪い子
でもなさそうだということで…被害が及ばぬよ
う、そっと３人から離れた。
『(それにしても…なんで暗くしてるんだろう…この部屋…)』
あんずちゃん達から離れて改めて部室内を見渡
す。
いくら昼間だとはいえ、電気をつけなければそ
れなりに暗い…。
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朔櫻 実桜(プロフ) - skyさん» ご報告ありがとうございます！こんな重要なミスに気づいていなかったなんて、恥ずかしいかぎりです(><)生徒1人1人の重要な名前を間違えないように気を付けます！ありがとうございました！！ (2016年10月28日 8時) (
レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - あ、凛月の漢字間違ってますよ！ 僕ならまだ直してほしいな~、で終わりますけど、人によってはほんとに怒ってしまったりする人がいるので気をつけてくださいね！ (2016年10月28日 7時) (レス) id: 7c313187b0 (このIDを非表示/違反報告)
朔櫻 実桜(プロフ) - 美羽さん» この度は、ご指摘、閲覧共にありがとうございました！美羽様の鋭いご指摘に、細かなところまで読んで下さったのだと嬉しく感じます(,,･ω･,,)。まだまだ未熟な私ですが、今後ともよろしくお願いいたします！コメント、ありがとうございました！ (2016年10月18日 23時) (レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
朔櫻 実桜(プロフ) - 美羽さん» ご指摘ありがとうございます！改行や間などに関して、私も読み返しては未熟さを痛感しております。まだまだ拙い文章ではありますが、これからもっと読者様の読みやすいものを書いていくことが出来るよう、精進していく所存であります。 (2016年10月18日 23時) (レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 言い方がキツくてすみません。上から目線発言もお見受けされましたら申し訳御座いません。長々と失礼致しました。 (2016年10月18日 20時) (レス) id: 7a1c8a1b9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔櫻 実桜 | 作成日時：2015年11月28日 23時
