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＜エーミール＞
tn｢おい、ほんまにあいつ連れて来よったぞ！｣
kn｢て事は、あの人はセオ君で間違いなかってんな。｣
rb｢いやお前そういう問題ちゃうやろ！呼ばれてもどうすんねん俺ら会ったこともないのに！｣
皆さんが慌てている中、ゾムさんと後ろの影はどんどんこちらに迫って来る。
em｢と、取り敢えず席を空けた方がいいんでしょうか？きっとあの方も座られますよね、多分…。｣
tn｢ゾムの事やから絶対あっこから引っ張ってきたぞ…。おい空いた皿まとめろ！エミさん、隣空けといてください！荷物こっち貰うんで！｣
em｢ええっ、私の隣ですか！？｣
kn｢多分ゾムが相席座るやろ。それやったら必然的にエミさんの隣に来るわな。｣
あたふたと荷物を渡し、皿を奥に移動させる。料理は大半片付いていたが、若しかしたらあの人も食べるんだろうか。てかゾムさん絶対まだ満足してへんと思うんやけど…。
考えていると、私達の机に遂にゾムさんが到着した。何も気にしていないような、しかし少しニヤついた口元。こりゃまた面白がってるぞ、なんて思いながら溜息をつく。
zm｢すまん、連れてきたわ。｣
そう言うと、後ろにちらりと目配せをした。ゾムさんの背に姿を隠していた方が、私達の前に出る。
『えっ…と、コラボではお世話になりました、初めまして、セオと申します…。こ、こんばんは…？』
きっとこのメンバーの中で、これを予想出来た人は誰一人としていないだろう。
このセオという人物の、現実に存在するとは思えない容姿端麗な姿を。
白い肌に黒曜石のような瞳。彫刻のように整った顔は異次元のもののようで、本当にそこにあるのかと聞かれたら疑わしい。バーチャルなんてものが発達している今、この人はバーチャルのキャラクターなんですよと言われた方が納得しそうだが、その顔は変に可愛すぎず、どこか格好よくて、とても儚かった。
全員の顔を不安そうに伺ってから、ゾムさんにその視線を投げる彼女。ゾムさんはそれを見てくすりと笑った。
zm｢まぁ、さっき話してたやろ？声掛けてみたらほんまにセオ君でさ。一緒に飲まへん？って誘ったら来てくれたから、どうせなら初対面のメンツとも会わせたろと思って。｣
『すみません…誘われたとはいえ乱入する形になってしまって…。』
セオさんは居心地が悪そうに目を泳がせる。目を奪われて何も発することの出来ない私達の顔を見てか、ゾムさんがただ1人、くくくと肩を震わせていた。
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ぽいぽい(プロフ) - たいやきさん» あ、ありがとうございます(笑)更新頑張ります。この暑さですし、僕も東京湾に遊びに行きますね！ (2020年9月12日 21時) (
レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - ストーリーが分厚い…しゅき（すいません醜いものをお見せしました今から東京湾に沈んできます（あ、いつも見てます更新無理せず頑張ってください）） (2020年9月12日 14時) (レス) id: ad609be0fe (このIDを非表示/違反報告)
ぽいぽい(プロフ) - しろねこ＠さん» ありがとうございます！また更新が遅くなり気味ですが、少しでも楽しめるようなものをあげられるよう頑張ります！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ＠(プロフ) - 毎回このシリーズ楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2020年5月28日 14時) (レス) id: 53106b9150 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽいぽい | 作成日時：2020年5月22日 20時
