大切な毎日 7

… ページ47

やって、今、触ってなくても何もしてなくても、死ぬほどお尻ヒリヒリして痛いのに…！！
その上からもう1回叩かれるとか、絶対むりやって…！

お尻しっかり守ってパパから遠ざかったら、パパの顔が余計に怖なってく。
自分から行かな余計に酷くされるってわかってるけど、流石にこれはむり…！絶対、むり！！


大吾「流星？はよお尻出しなさい言うてるんやけど」


流星「っぅ、っぐ…！っうぇ…っふえぇぇぇん…！むり、むり…！まだ、おじり…っいだぃぃ……！ 」


大吾「お尻まだ痛いうちに悪さしたんはどこの誰なん？さっきパパに叱られてまだお尻真っ赤っかやろうし痛いやろうけど、そんなん知らんで」


流星「うぇぇん…っうわぁぁぁぁんっっいややぁぁ」


お尻押さえて、廊下の隅っこの方に逃げてわんわん泣いた。
怖い顔のパパが近づいてきて、


大吾「ええ加減にせんとそろそろパパも鬼さんなるって、流星なら分かるやろ？」


流星「でも……っ〜〜っでもぉ〜…！」


もう既に鬼やん！って思うけど、流石に黙っとく。
このまま蹲って泣いてたら、奇跡的に許してくれたりせえへんかなぁ…。


大吾「ごー、よーん、さーん、にーい、いーち……はい、もうあかんな」


いきなり始まった5秒のカウントダウンも対応できんくて、そのまま体育座りで下向いて泣いてたら、いきなり腕掴まれた。
焦って顔上げたら、パパ、さっきよりも比べ物にならんくらい怖い顔してる…！


流星「ぁ、っぁっ...！ま、っまってぇ！ごめんなさいっっ...！」


大吾「遅い。自分で来れなかった分もたっぷりペンペンや」


流星「うわあぁぁぁぁぁん！いやっっ、、いややぁぁぁっ」


ほんまに嫌でほんまに怖くて、全身の力振り絞って抵抗しても全然敵わん。
そのままパパの正座に倒されて、さっきと同じ体制になった。


流星「やだ、っやだぁぁ...！っひっ...うぅ、もぉ、しなぃぃ...！」


大吾「こら、手」


全力でズボンとパンツをガッチリ掴んで、下ろされへんようにガードする。
けど、やっぱりパパの力は比べ物にならんくらいで、ズボンとパンツをグイ〜って引っ張られてそのまま抜き取られた。


流星「ひぃ、、っ」


どうしてももう痛いの嫌で、足バッタバタで暴れてたけど、パパの手が静かにお尻に置かれた。
それだけで一気に体が固まって、足なんか動かへん。


大吾「反省しなさい」



流星「ぅあ、っや、やだっ...！！」

…→←…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す