大切な毎日 7

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パンッッ！パァンッッ！パァンッッ！


流星「ごめ、、っぅ〜っ！っうえぇええぇえんっっも、っ、ぉ…もぉ、っせぇへんからぁっ…！」


大吾「そうやな、もうせんとき」


パァンッッ！パアァンッッ！


流星「いいぃだぁいぃぃっっ！っふぇ、、っふえぇぇぇぇん！ぱぱぁぁぁぁぁっ」


ごめんなさいをしても、全然止まることの無い大吾の平手打ち。首を横にブンブン振りながら、手足バタバタでぎゃんぎゃん泣くことしか出来ない。


駿佑はと言えば、顔を真っ青にしながら2人の様子をバツが悪そうにチラチラ見て、流星のお尻がバチンッ！と叩かれる度に肩を小さく震わせていた。



大吾「最後。」


バチンッッッ！！


流星「〜〜〜〜〜っっっ……！！！」


痛すぎて、喉に蓋がされたみたいに声が出なかった。


大吾の手が離れた途端、じわじわじわ…っと火傷のような痛みが襲って、連動するように涙もボロボロに溢れてきた。


流星「〜〜〜っうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっっ！」


瞬時にお尻に手が伸びて、痛みを逃すように必死にさする。
大吾の膝の上から動けずにそのまましばらく泣いていると、ゆっくりと体が起こされて大吾の膝の上に座らせられた。


流星「っっ……っっぅぅ〜…！！っひっ…ぇぇぇん…」


大吾「何不自由なくご飯が食べられるって、当たり前のことやないんやからな？」


流星「………っっ……はぃっ…っ〜〜…！わぁぁぁん…」


大吾の胸に頭を預けて、ぎゅーっとしがみついた。
大きな手でポンポン頭を撫でられながら、しゃくりあげて泣きじゃくる。


大吾「もう絶対こんなんしたらあかんで。分かった？」


流星「っ……ひっ……ひっく……っぅぅ……」


大吾「あれ、お返事は？もっぺんお尻に痛いの落とさな言えへん？」


そっとお尻に手を当てられて、流星の背筋がピンと伸びた。


流星「！ちゃ、っわかっ、わかってるぅ…！」


大吾「まったくもう…。お昼にもう1回トマト出すから、それはひと口食べるんやで」


流星「うぇぇ、っ…」


大吾「流星？」


流星「〜〜っはぃ、……っ」


不服ながらも、ぐっ…と言葉を飲み込んで返事をする。

結局こんなに痛い目に合うなら、やらんかったらよかった…なんて後悔しながら、大吾に抱っこされたまま下唇を突き出して拗ねている流星だった。

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