大切な毎日 7

… ページ22

大吾「恭平お兄ちゃんが見つけてへんかったら今頃怪我してたかもしれへんかったんやで。どうすんの？」


パンッッ！パンッッ！パチィンッ！


駿佑「うえぇぇぇぇぇんっっいやぁぁっ…やだぁっっ…！ごめんなさいぃぃ」


駿のうっすい尻が、段々ピンクになってく。
ヒリヒリしだしたんか、体捩ったりバタバタしたりしてなんとか頑張ってるけど。


大吾「駿佑くん？これからはお約束守れますかー？」


駿佑「ふぇ、っま、まも、まもれるぅ…！しゅん、まもれる…！」


ここで反省の色見せとかんと！！って思ったんか、駿は全力で頷いて“もう反省しました！”って感じでめっちゃアピールしてる。
もう終わりそうな雰囲気に若干気ぃ緩んでる駿やけど、甘いな。父さんはスムーズにはいかないんやで。



大吾「じゃあ、台所入った分はこれでおしまい。ハサミ触ってた分、今から4回いた〜いペンペンするけど頑張れるな？」


駿佑「っっ…！？っぃ、いや、っむ、むり、もおおしりいたいぃ…！」


大吾「無理でもなんでも痛くします。ほら、いーち」


パァンッッ！


駿佑「っっっ〜〜！！！わぁぁぁあぁぁあぁぁんっっいたいぃぃ！」


大吾「にーい……こら、おてて退ける」


パァンッッ！！


駿佑「ぎゃぁぁぁぁっっうわぁぁぁぁぁ〜ん！っっごべんなざぃぃぃっ」


尻に持ってきかけてた駿の右手をすぐ掴んで、そのまま強くひっぱたいてた。
父さんが駿の尻を撫でながら、ギャンギャン泣きの駿に問いかけてる。


大吾「駿がこの後もお尻におてて持ってくようなら、4回やなくてもっとも〜っといっぱいペンペンせなあかんし、悪いおててもペンやけどどうする？」


駿佑「！！っや、っいや…！！も、もってかへん”〜…！」


大吾「はい、お利口さん。そのままあと2回がんばりなさい。さーん」


バチンッッ！


駿佑「い”っっ…！？やああぁっうえぇぇぇぇぇん…！っふぇ…っっうわぁぁぁぁぁんっっ」


大吾「はい最後。よーん」


パァンッッ！！


駿佑「ごべんなざぃっっごべんなざいぃぃ〜！！っひっ…ぅ、ぐ…！うあぁぁあぁぁぁぁぁぁんっっっ」


宣言されてた4回が終わって、父さんに抱き上げられかけてたその時、


謙杜「ただいまぁ〜…って、えぇ…駿お前何したん…」


あ、謙杜、外出てたんや。
ぶら下がってる袋からして、飲み物買いにコンビニ行ってたんやな。

ボロボロに泣いてる駿と赤い尻交互に見て、謙杜がため息ついた。

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