大切な毎日 7

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駿佑｢なんでベランダ出てたん？｣


謙杜｢、、っだっ…だって…｣


駿佑｢パパ、ひとりでベランダ出たらあかん言うたはずやけど｣


謙杜｢ぷーるっ…ふぇ…だって、っ、、だってぇ…… ｣


プールで水遊びしたかった。
それは分かる。

けど、ベランダ出たらあかんことは絶対に分かってたはず。ずっと前からも、家出る前にもその話したんやし。


謙杜｢だって……っけんとも、っべらんだ…でたかったぁ〜｣


俺があかん言いすぎて、好奇心が勝ってもうた感じか…。
けど別に、謙杜を全くベランダに出してないわけやないし、なんなら洗濯物干す時とかちょっと遊ぶ時にしょっちゅう出してあげてるんやけどなぁ。


駿佑｢おいで｣


謙杜｢ふぇ、っうぅ…！｣


焦って逃げようとする謙杜を、その場ですぐ捕まえて抱っこする。
そのまま背中ポンポン撫でたら、叱られるんかと思ってた謙杜はポカンて口開けて俺の方見てる。


駿佑｢そらおうちばっかじゃつまらんよな。ごめんな｣


謙杜｢っっ…｣


駿佑｢けどな、パパただの意地悪で謙杜に色々禁止してるわけやないで。暑い日の外遊びも、ベランダに1人で出るのも。全部、謙杜のこと考えて言うてる。それは分かる？｣


謙杜｢…ぅんっ…｣


駿佑｢だったら約束はちゃんと守り。パパおらん時に勝手なことして、なんかあったらどうするつもりなん｣


謙杜｢ごめんなさいぃぃ〜〜っ｣


あ。俺の服にしがみついて、このまま許されようと甘えんぼしとるな…？

けど、今日はお説教だけで終わらすつもりはない。

謙杜のズボンに手をかけたら、それだけで全部察したのか、謙杜は顔を青くしてお尻庇っとる。


謙杜｢っっぃ、いやや、っ…！｣


駿佑｢こら、手ぇ離し｣


謙杜｢いややぁっ…！けんと、おしりいらんもん…！｣


駿佑｢ほんまにそうかなぁ。今の謙杜にはお尻必要やと思うけど｣


謙杜｢いやっっいやあぁ〜！うわぁぁぁんっ｣


腕の中でバタバタ暴れてる謙杜を逃がさへんように抱え直して、正座の上にうつ伏せにした。
ズボンとパンツを膝まで下ろして、お尻に手を置いたら謙杜の体は分かりやすく固まってる。


駿佑｢悪い子や｣


パンッッ！パンッッ！パンッッ！


謙杜｢ふえぇぇんっっいたいぃぃ〜！｣

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