大切な毎日 10 (ページ30)

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それにしても、思ったより泣いとるわ。

ほんまにお尻ペンペンなんか効くんかなぁ、
変更してあげたん失敗やったかなぁって心配やったけど、これは下手したらゲーム禁止より効いてるんちゃうかな。

てか、予め大ちゃんにやり方聞いといてよかったぁ…
何も分からんままやってたら絶対変なことになってたもん。
初めての割に、それなりにはちゃんと出来とるよな？

流星「恭ちゃん、あかんことしたって自分でちゃんと分かってる？」

パンッッッ！！！パンッッッ！！！パァンッッッ！！

恭平「ごめ、、なざっ…っっ〜〜ごめんなざぃぃぃぃっっ」

流星「これからどうすればええの？」

パァンッッッ！！

恭平「〜〜ッッッッ！…やる"、、しゅぐだぃ、っやるがらぁぁぁぁっ…っわあぁぁぁ…っ」

流星「やったってパパに嘘ついてたこともあかんねんで？」

パァンッッッ！！

恭平「っ！！……っっはぃ"、、っひくっ…」

恭ちゃんのお尻に手ぇ置いたら、
こっちまでジーーーン…って痛みが伝わってくるくらい
熱持ってて痛そうやった。

恭ちゃんの小さいお尻には俺の手形がうっすら散らばってるし、フローリングの床は恭ちゃんの涙で水溜まり。

パァンッッッ！！

恭平「ああぁあぁぁっっっ！いだいぃぃぃっ！」

もう十分痛いですよ！ヒリヒリ腫れてますよ！
…って言わんばかりの赤いお尻を叩くのは可哀想になってくるけど、恭ちゃんがええ子になるまであともうちょっと。

既に我慢の限界が近づいてる恭ちゃんはモジモジ足を擦り合わせて、ひぃひぃ泣いてた。

恭平「もぉせえへん、、っっもおせえへんからぁぁ…！おとおさん〜〜っ！ごめんなさいぃぃぃっ」

流星「そうやな、宿題はちゃんとやろうな」

パァンッッッ！！パァンッッッ！！

恭平「うわあぁぁああぁぁぁぁん……っっっ」

恭ちゃんがこんな大泣きしてる所なんて、久々に見た。

そら、恭ちゃんが相当なことやらかした時に俺が激おこモードで特大の雷落とした時とかはお説教中にちょっと泣いたりすることあるけど、もう3年生やしこんな赤ちゃんみたいにわんわん泣くことは無いもんな。

恭平「もぉやだっっいややぁぁ…！！っうえぇぇ…っく…っひっぐ…」

う……っそんなうるうるの可愛ええ目で見んといて…
パパ、気持ちが揺らぎそうになるからさぁ…

流星「恭ちゃん、あと5回で終わりにしたるから」

恭平「〜〜っっ……っふぇ…… っうぇぇぇ…っ」