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恭平「ええよなー、駿はゲーム没収されたりせえへんやろ?」
駿佑「え?…んー、ゲーム没収はされへんけど…」
恭平「めっちゃええやん!駿のパパ、優しそうやもんな〜」
駿佑「優しい、けど…怒ったらめっちゃ怖いで」
恭平「そうなん?俺ん家みたいになんかされんの?」
駿佑「えー?…えっと、まあ…うん…」
駿の顔がちょっと赤なって、口をモゴモゴさせて恥ずかしそうにしとる。
恭平「え、何されんの?ご飯抜きとか?」
駿佑「えっ!それはされたことないわ…」
恭平「じゃあーなんなん?他になんかある?」
駿佑「…えっと…んっと…」
駿が気まずそうにモジモジした後に、
ちっちゃい声で
駿佑「た、たたかれんねん…」
恭平「……えっ」
叩かれてる…?
え、叩かれてんの!?
駿のパパ、そんなんするタイプに全然見えへんねんけど!
恭平「ゲンコツってこと?頭?」
駿佑「いや、ちゃう……恭平、誰にも言わへん?」
恭平「?言わへんけど…」
何を?って思ったけど、駿がキョロキョロ周り見渡しておれの耳に近づいてきた。
駿佑「あんな……おしり、叩かれんねん…」
…………え?
おしり……え、尻?
尻って……
恭平「………え、まじで!?」
思わず大きい声出してもうたら、クラスの皆が一気にこっち向いてた。
恭平「え…お尻ペンペンってこと?」
駿佑「っっ!し、シーッ!あ、あんま大きい声で言わんとって…!」
恭平「あ、ごめん…」
でもさ、お尻ペンペンってちっちゃい子にするやつじゃないん?
全然痛く無さそうやし、あんなんがお仕置きになるん…?
そんなんモヤモヤ考えとったおれの顔を見て
駿は全部察したんか、
駿佑「あんな、ちっちゃい子にするようなやつって舐めたあかんで。ほんまに痛いで…おれ、泣かん時ないもん」
恭平「え〜、信じられへんわ…」
駿佑「ほんまやって!痛いし恥ずいし、もう最悪や…」
恭平「お尻…出して叩かれるん?」
駿佑「うん、ズボンもパンツも全部下ろされんで。
ほんま痛い…」
話してるだけで、駿が顔クシャって歪めてお尻を押さえとる。
大袈裟やなぁ、たかがお尻ペンペンやろ?
恭平「ええなぁ〜、おれもそっちがええ」
駿佑「……え?」
恭平「お尻叩かれたら終わるんやろ?それで許されるんやろ?めっちゃ楽やん」
駿佑「は、っら、楽なわけないやん!恭平はされたことないからそんなん言えるんやって!」
恭平「やっておれ泣かへん自信しかないし」
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まい - いつも小説楽しく読ませてもらってます😆リクエストなんですが、中学生くらいの大ちゃんが和也くんに叱られるというの出来ますか?叱られる内容は授業態度が悪いというので出来ますでしょうか? (4月13日 7時) (レス) id: 6a4b983200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みる | 作成日時:2024年1月8日 19時