1節 ページ5
アポロン「ね、姉さん!!……ぅう」
アテナ「男なのになよなよするな!…はぁ」
マシュ「しかし、困りましたね……。今までの特異点とは異なり、粗方な元凶を予測出来ないとなると、常に慎重に行動しなければいけません。」
ぐた子「確かに、
__あっ、アテナ神に恨みを持ってる人とかは?」
…………
アポロン「……それは、」
アテナ「キリがないな………。」
ぐた子「へっ?」
マシュ「先輩……、ギリシャ神話内でのアテナ神だと恨みを持ってる方は大勢いると思います。」
メディア「確かに、……ねぇ?メデューサ」
メディアが隣にいるメデューサにわざとらしくふる。
メデューサ「私は恨んでなんかいませんよ。
あれは、その……色々こちらにも責任がありましたし」
ペンテシレイア「潔癖な奴とわかっていて、敢えてそこでする。」
イスカンダル「ポセイドン神も、性格が悪いのう。」
メデューサ「…肩身が狭い……。」
マシュ「あ、ははは……。」
ぐた子「なんか、リアルな話を聞いてしまった。」
アポロン「…ああ、そうだ姉さんの国は大丈夫なの?」
アテナ「万全とは言えない。兵士たちも今や危うい状況だ、迂闊に手は出せまいよ」
アポロン「戦とわかっていれば、楽なんだけどね」
マシュ「え、それって一体どういう?」
アポロン「あれ、そうか君たち勘違いをしているんだね」
ぐだ子「勘違い…?」
アポロン「君たちの前にいる姉さんは、技術・知恵・守護の属性が主に出ている状況なんだ」
マシュ「えっと、つまり戦神においてのアテナ神は今は現界していないと?」
アテナ「いや、後ろに引っ込んでいるだけで、ここに確かに存在はしている。」
ぐだ子「つまり……どういうことだってばよ?」←
アポロン「つまり、戦ってわかっていれば戦の属性の姉さんで一気に解決できたのにねって話さ」
マシュ「成程!!」
ぐだ子「…ん?じゃあ戦の属性が強いアテナ神ってどんなの?」
アテナ「‥‥」
突如固まる。
マシュ「あ、あの…?」
困惑するマシュとぐだ子。
しかし、後ろにいるギリシャ勢は黒歴史を思い出すように、どこか遠い目をしていた。
アポロン「えっとね、端的に言うと
もの凄く性格が悪くなる。」
ぐだ子「へ」
メデューサ「おまけに口も悪くなります」
ペンテシレイア「おまけに今よりもちょっと露出する」
メディア「今とは真逆だと思いなさい」
マシュ「はぁ‥」
ぐだ子「そ、そうなんだ………」
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┗(サ∀ク*)┓≡З(プロフ) - ローズさん» はい!古代の神話で番外編として出したのですが、続きを見たいと言ってくださったので書こうかと思い! (2017年12月21日 18時) (レス) id: 78d84f426d (このIDを非表示/違反報告)
ローズ - 新作ですか?応援してます!頑張って下さい! (2017年12月20日 5時) (レス) id: a6396ca631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:┗(サ∀ク*)┓≡З | 作成日時:2017年11月2日 23時