第二話 ページ2
今の時代に処●なんて無いけどさ、実はさ王国にはあるんだよ。
私の家族はみんな●刑された
可笑しな話だよね。
そして、私は病死
謎の不治の病のせいで命を落としたはず
なのに私はまだ感覚がある
足がある感覚は無いけれども
手や体があるのは何となくわかった。
?「君が聖華ｻﾝかな?」
「?そうだけど…君は?」
?「僕はアレンって言うんだ。
君を此処に連れて来た本人、かな。君が亡くなったのは本当に病気なんだけど…」
何が言いたいのだろうか。
私は気になった。
ア「君にお願いがあって来て貰ったんだけど…良いかな?」
「まぁ…する事も無いからアレン君の話ぐらいは聞いてあげるよ。」
ア「ありがとう」
アレン君はこんな私に微笑みお礼を言った。(この場合私とアレン君しかこの場所にいないので)
ア「お願いって言うのはね、僕の双子の姉…リリアンヌに成り代わって別の世界…つまり異世界で可笑しくなってしまった世界を正して欲しいんだ」
「ちょっと待ってよ!成り代わりの意味なんてあるの?」
成り代わらなくても良いと思うんだけど…
ア「三次元の人間が二次元に行くのって失敗すれば君の体がバラバラになってしまうんだ。
だから成り代わりしか方法が無くて…」
「…わかった。それで君の役に立てるなら…良いよ。」
ア「ありがとう!詳しい事は君の頭の中に入れておくからね!」
「了解」
ア「僕はいつでも君の味方だからね」
アレン君がそう言うと辺りは何故か真っ暗になった。
******
目を覚ました時、そこはベッドの上だった。
ふと私は近くにあった鏡を見付け自分の姿を見る。
「…(本当にリリアンヌまんまだ…)」
?「目を覚ましたのかね?」
「…」
声を掛けられ一瞬驚くが私は頷く
?「君が私の屋敷の前に倒れていた時は驚いたよ」
男性は優しそうな表情をしていた
何処か寂しそうな表情もしている気もしたけど…
「…わ、妾を助けてくれた事に感謝する」
妾なんて滅多に…いや、今まで使わなかったから変に同様してしまう
「…ｺﾞﾎﾝ…妾はリリアンヌじゃ お主名は?」
?「皆は私を九代目と呼ぶよ」
九代目?何の…?
作成中
続く
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作者名：未宇 | 作成日時：2014年2月21日 19時
