さん × じゅう + ご 。 ページ35
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「俺さ、Aちゃんが決めた時、
ガッツポーズして怒られそうになった」
「何してるんですか(笑)」
「だって、嬉しかったんだもん」
「ありがとうございます」
「あと、心ではめっちゃ応援してたからね!」
「ちゃんと伝わってましたよ」
「ほんと?!よかったぁ〜」
それどころか、
すごい視線を感じてた気がするけど…
「ねぇ、稜雅」
「ん?」
「俺らの試合ってあとなに?」
「俺らはバレーだけで、祐基単体だとバスケもある」
「バレーいつ?」
「お昼終わって二試合目」
「マジで!意外とすぐじゃーん」
そっか…
2人ともまだ出なきゃいけないんだもんね。
祐基先輩はバスケも残ってるのか…
「Aちゃん、応援来てくれる?」
「行きますね」
「やった!」
祐基先輩なら私が行かなくても
たくさんのギャラリーがいるのになぁ…
でも、応援するのは楽しいし、
祐基先輩の姿を見られる事は嬉しい。
「今年は絶対総合優勝するから」
「去年準優勝だったからな」
「負けるわけにはいかないよね」
「お前はとりあえず怪我すんなよ?」
「わかってますー」
今日を入れると残り3日。
私達は応援がんばろう。よし。
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作者名:ゆ き の こ 。 | 作成日時:2016年2月18日 0時