No.52 ページ17
そんな感じで、私の日々は平穏に過ぎていきました。
それもすぐ終わりを迎えたのですが。
例の騒動から一ヶ月も経たない頃、原作通りにヴァリアー一派とボンゴレファミリーの初顔合わせイベントが起こりました。
沢田さんは勿論、なぜだか守破さんまで休学していたので、日常があまりに静かで平穏で、すっかり忘れかけていたのです。
余談ですが、この期間中、雲雀さんと戦うディーノさんに遭遇しました。正体もバレなかったので特筆すべきことは何もありません。
まあ目立ったことはそれくらいで、本当に不気味なほど平穏『でした』。
その日も私は当たり前のように流れを見守っていました。
レヴィさん率いる殺戮部隊(といっても直ぐに蹴散らされるモブ扱いでしたが…)が、原作通りにランボくんやフゥ太くん、イーピンちゃんを遅い、これまた原作通りにボンゴレファミリーが揃って守り。
＿＿ええ、全て原作通りでしたから、油断していたのです。
まさか
「ごめんねツナくん、私っ、こっちに着くわ……！」
「そんな！？守破さんが……！？」
「っクソ、どういう事だ！」
「！」
ごめんじゃないんですよ馬鹿娘ーーー！！！
ていうか貴女この前までスッゴイ我が物顔でボンゴレ陣営に居たじゃないですか！何簡単に寝返ってるんですか！？
……其の前に、守破さんは、幹部として……守護者として居るんです、よね？
でも、そんな、新たな守護者は存在しないはず。
幹部職は、だって、七つしかないはずですから。
……それ以外の職なんて。
一つしか、ないじゃないですか。
「『管制者』……未知の知識を持つ私にしか出来ないの！」
「か、『管制者』、って……？」
「『管制者』は現在の門外顧問の元となった幹部職だと言われている伝説の幹部だな。……しかし、初代にしか存在せず、初代ボスもその『管制者』しか認めなかったという。
……予言のように、十代目のボンゴレファミリーに管制者が現れる、と話されていたと記録が残っているだが、まさか本当とは……」
「初代『管制者』は確か、不思議な記憶を持った幼い少女だったと言われていたな。ある日唐突に姿を現しファミリーに入り、忽然と姿を消したとされ、存在するかどうかも不明とされていた筈だが」
そう＿＿『管制者』。
私の、私だけの、幹部職。
それしか、無い、ですよね。
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ミドリ(プロフ) - ミックスさん» コメントありがとうございます！不定期更新ですが見ていただけて嬉しいです！今後も夢主ちゃんの行動を見守っていただければ嬉しいです(＊´ｖ｀) (2019年6月22日 23時) (
レス) id: d5bbc44389 (このIDを非表示/違反報告)
ミックス - わーい！更新されてるぅ！そして安定の夢主ちゃんの可愛さ！！最高だぜぇ！ (2019年6月20日 20時) (レス) id: 5256b9caf1 (このIDを非表示/違反報告)
ミドリ(プロフ) - 楪実さん» コメントありがとうございます！待っていてくださって本当に嬉しいです……！応援ありがとうございます、励みになります。これからもがんばります(*^^*) (2019年6月11日 10時) (レス) id: d5bbc44389 (このIDを非表示/違反報告)
楪実(プロフ) - 新しいお話読めて嬉しいです！待ってました！！面白い…先の展開も楽しみです。いくらでも待てますんで作者さんのペースで頑張ってください。応援してます！o(^-^)o (2019年6月10日 23時) (レス) id: a1f8b54667 (このIDを非表示/違反報告)
ミドリ(プロフ) - ミックスさん» コメントありがとうございます！更新停滞してごめんなさい……！がんばります(*^^*) (2019年6月9日 21時) (レス) id: d5bbc44389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミドリ | 作成日時：2019年2月12日 17時
