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狂15 ページ18

貴女side


再び目を覚ますと今度は病室に居た。





貴「…あれ?」




織田作は?




そう思いつつも未だ重たい身体を起こし、先刻までの記憶を思い出す。







確か、織田作の背中を追いかけて_____________。







織田作が振り向いたのは思い出した。





だが。





貴「…何故、芥川が出てきた…??」





別に彼奴は嫌いじゃないし、夢に出てきたとして…も…







_____________待って。






其処まで考えて私は一つの辿り着きたくない答えに辿り着いた気がした。







貴「否、…否々!」




そんな訳無い、と自分の首を左右に軽く振ってそんな考えを打ち消す。






そうだ。きっと気の所為気の所為。







そう自分に言い聞かせた所で、病室の扉が開いた。






森「…早速だがAちゃん。」





部屋はちゃんと掃除しようね。






それから寝ようね。





____________簡略化:私の部屋のベッドの埃や塵等有害な物質の吸い過ぎで幻覚作用


が働き、夢遊病かの様に徘徊していた。





貴「…ああああああああ!!」




矢ッ張り当たってるじゃないかァ!!!





フラグ回収なんてしなくて良いんだよォ!!





そう叫ぶと首領が軽く両手で耳栓をしながら




森「…そんな元気そうなら中也君に会って来たら如何だい?」






貴「…ふぁっ?」




_________何を言っているんだこの首領(ロリコン)は…。





遂に気が狂って自分の部下の任務状況も把握出来なくなったのか…





哀れみの目で見つめていると、「今、太宰君が捕縛されててね」





________なんて爆弾発言を落とした。





貴「…へッ?」




太宰が捕まった。




私が寝落ちしたのを恐らく起こしに(不法侵入しに)来る為だったのか…?





それしか無いよな、うん。←




貴「…それで中也さんの名を今何故出したのですか」




そう聞くと。




森「否ね?君、既に二日程寝たきりだったのだけれど、「え、一寸待って」その内に中也君が帰って来てねぇ」





貴「ッ!!?」




話聞けよ、とか思ったけどそんな事より中也さんが帰って来てる、という事実の方が嬉しい。






森「今中也君は拷問室に居るよ」





太宰君も其処に居る。



それを聞き、病み上がりの身体←



に鞭打ってベッドを抜け出し走り出す。




貴「ッ…中也さん…!」



今会いに行きます。

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花コム( ゚Д゚) - 柏村葬さん:へぇ!そ、そうだったんですね…漫画持ってないので知りませんでした…申し訳無いです… (2019年3月5日 8時) (レス) id: bbf7a999fb (このIDを非表示/違反報告)
柏村葬(プロフ) - 狂16ですが、漫画が原作なので漫画を先にした方が良いと思います。漫画とアニメでは全然違いますから。 (2019年2月25日 0時) (レス) id: 67a0056d03 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁 - 作品、拝見しましたー! 文章にから場面の様子がしっかりと分かり、素敵な小説だと思います! ヤンデレ中也さん…ですか… なんかいいですね!!← これからもお体に気をつけて更新頑張ってくださいね。応援しています!(*≧∀≦*) (2018年12月8日 20時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花コム( ゚Д゚) | 作成日時:2018年9月10日 12時

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